上野(id:uenoyou111)です。甘いもの好きです。
この画像とか、かなり前に鎌倉行って撮った抹茶ソフトに抹茶パウダーをかけたものです。
その中でもほら、抹茶ブームって結構騒がれてるじゃないですか。主に海外で。
あまり知らない人でも軽く聞いたことがあるかと思います。あくまで日本文化ブームじゃなくて、お抹茶ブームみたいですが。
いやまぁわかりますよ、抹茶スイーツとか、私も全然食べないわけじゃないです。
でもそんなブームになるほど美味しいかな?単純に気になったので抹茶についてまとめてみようかと。
海外で抹茶ブームって来てるの?
ニューヨーカーはMATCHA BAR(抹茶バー)をもはや毎日通っているとか、海外の健康志向にマッチした抹茶が大変ブームとか色々目にします。
ちなみにMATCHA BARというのはこちら。
まさに日本愛というより抹茶愛を強く感じますね。
あとこれだけじゃなくて、日本のお茶の輸出量が年々上がっています。海外での需要が増えているわけですね。
日本茶輸出組合の谷本宏太郎副理事長は「アメリカは健康ブームで、緑茶や紅茶、抹茶の人気が高まっている」と説明する。加えて「コーヒー市場が飽和なため、新たな商品としてお茶に注目が集まっている。茶葉の専門店や、緑茶を出すカフェが増えている」と話す。
抹茶だけじゃなく緑茶も嗜まれているようですが、アメリカの緑茶は甘いようです。
渡米したことがありませんが、Amazonで発注できるみたいなので今度発注しますね。
噂によると、日本人にとっては不思議な味のようです。
健康志向がきっかけで抹茶がブームに
こちらのサイト様に書かれておりますが、ニューヨークの流行が変化して健康ブームになったようです。
富裕層は良いものを食べる、でもその良いものは味じゃなくて「体にいい」ものだと。
他にも寿司とか、日本食が健康に良いと目をつけられてブームになってるようですね。
抹茶の効果
じゃあ、そんだけ健康に良いって言うならどれぐらい効果があるのか見てみましょうか。
ちなみに以前、ちょっとだけ緑茶にまとめてみた記事があったりします。
そして緑茶よりも抹茶のほうが栄養素が濃いです。緑茶は茶葉エキスを滲出させて飲みますが、抹茶は茶葉そのものをすりつぶして飲むのでダイレクトに栄養成分を摂取できます。
わかりやすく効果だけを細かくまとめて下さっている記事を紹介しますので、効果についてはこちらを参照下さい。
海外ではMATCHAはスーパーフードという認知のようですね。
本題!抹茶っておいしいの?
健康効果とか、流行り出した背景は分かったと。そこで私が感じる疑問はここからです。
抹茶、おいしいの?
ってところです。いくら健康効果が高くても、おいしくなきゃさすがに流行らないでしょう。
具体的に味覚の部分で詳しく研究されている味博士様の記事がございましたので、そちらを紹介します。
簡単にまとめると、人気の秘訣は味覚のバランスと「苦味」にあるようです。
苦味が味の底上げをしている?
美味しさを感じる部分というのは3つあって、詳しくは記事を引用します。
「人間は、甘味・うま味・塩味・酸味・苦味の5つの味のうち、3つをバランスよく含むものを食べると、脳がおいしいと感じます。また、人の味覚の性質として、なじみのある味に、ちょっと新しい味が加わったものを好む傾向があるんです」と味博士・鈴木さんはいいます。
洋菓子やスイーツの定番である生クリームは、甘味とうま味が強く感じられるようになっています。
抹茶クリームは、更にそこへ苦味がプラスされます。つまり、美味しさを感じる部分を3つ含むだけじゃなく。
苦味が甘味を程よく抑えて甘くなりすぎず、かつ深い味わいを作り出していると。すごー。
その味わいが新鮮さを生み出して、余計にウケるわけですね。
一度整理してみる
海外での抹茶ブームは、健康ブームから抹茶の効果に着目された為に引き起こされたと。
味覚の観点からも新鮮な味わいでウマー!健康でウマーとか流行らないはずないでしょ?!という流れですね。
まぁ、後は味の好みですかね。抹茶好きな人どれだけいるんですかね?
抹茶スイーツの美味しさについて考察(飛ばしてOK)
結構バリエーションが豊富だと思うんですよね、抹茶アイス、抹茶ババロア、抹茶かき氷、抹茶チョコ、抹茶ソフト。
いやね、どれも美味しい。
そしてやっぱり魅力は、苦味が強かったり甘味が強かったりそのお店によって味のバランスが全然違うんですよね。
私ぐらいの抹茶ツウ(笑)になると、そのお店の抹茶の味付けで大体のお店の特徴がわかります。ターゲットにする年齢層であったり、抹茶という流行性を狙ったコンテンツにどれだけ時間をかけているか。
表現の仕方は味重視か?見た目重視か?ブランディングにおける共通項も抜き出すことが出来ますし。また、食後のデザートだけじゃなく甘味だけでも楽しめる特性である故、食後に頼むのか?それとも入店ストレート単品コースで行くことも想定しているか。
ここの導入を考えてるか否かで顧客の3割がリピートするか決まります。
あーあと抹茶パウダーの配合率を体感で申し訳ないですが大体で割り出して、そのお店にとって抹茶コンテンツがどれぐらいの位置付けを成しているのか。価格と原価率を鑑みて判断の対象にします。
大量生産品の抹茶アイスを使用している時は、他の要素が手作りであった場合かなりバランスが崩れます。つまり、細かい部分でこだわれていないという評価をされてしまいます。これらの情報を目で見て舌で確認して、全体の総量を数値化します。
もちろん抹茶コンテンツ以外に力を入れている部分もあるかと思います。その場合、何か他の強みが無いか探る手がかりとなります。
ただ、少なくともこれだけ顧客にとって大きな位置を占める抹茶。それをおざなりにするということは、他によほど自信のあるものか単に余力が無いのか。
それだけでもかなり緻密にデータを導き出すことが出来ます。
また、抹茶というコンテンツをどう表現していくか、アイディア勝負で提供するところもあります。しかし、パクられてしまうと一気に廃れます。そういう意味ではどういう部分で差別化をするか?
やはりそのお店の特徴であったり、思い入れや他が真似出来ないような力の注ぎ方をすることで圧倒的な差を作れます。顧客はどんなに取り繕っても真実を見抜きます。ただ良い物だけを取り揃えて寄せ集めただけじゃダメなんです。
確かにそれでも一定数のリピートはつくかもしれません。ただ、潜在的な顧客満足度が大きく違ってきます。売り手としても、これだけイイものを揃えたのになんとなく手応えを感じない……?という違和感を残す事となります。
どこに力を注いでいるか?注ぎ方にもよりますが、しっかりと時間をかけて労力をかけたものは自然と人が寄ってくるのです。どこかで手を抜いた瞬間に見抜かれ、顧客が離れることにより初めて失敗を学びます。
学んだ失敗をどう活かすかによって向き合い方が問われるので、そこで手を抜かずに最高の抹茶クオリティを………
という妄想です。
まとめ
抹茶スイーツは週1ぐらいで食べるかなー。普通においしいですよね、あれ。