2019/03/02更新
酢は飲むと健康に良い効果があるとか、体が柔らかくなるとかよく言われていますね。
しかし実態としてどんな効果があるのか、または飲むにあたってどんな注意点があるのかをまとめてみました。
酢とは?
恐らく生活している中で目にしないことはないぐらい、とても身近な調味料です。主成分は酢酸と呼ばれる有機酸の一種で、刺激と酸味が特徴的。
穀類や果実が原料になっていて、穀物酢や黒酢、リンゴ酢、ブルーベリー酢など原材料によって色々な酢が作られます。
フルーティーな酢はスーパーとかで飲料用に調整されているものがあるので、酢が苦手って方でも飲みやすいですね。
しかし飲む時に間違えると喉がやられます。果たしてこんな刺激的なものを飲むことで、健康に良い効果があるのだろうか…。
そんな心配は別にして、実は日本だけじゃなく世界でも親しまれています。飲料用の酢より調味料の酢としての側面が強いようです。
実証済み!酢を飲むことで得られる健康に良い効果
よく、酢は飲むとダイエットとか美容・健康の効果についてオカルトチックに語られる事が多いです。
なので、ちゃんと実験して出た結果だよってものを集めて見ました。
酢の効果その1.内臓脂肪の減少
内臓脂肪が多いと、内蔵型肥満の代名詞であるメタボリックシンドローム(通称メタボ)に繋がりやすいです。
正確には内臓脂肪型肥満に加えて高血糖・高血圧、脂質異常症のどれか2つ異常が該当するとメタボ状態になります。
実際に肥満気味と診断された男女に食酢15mlを朝晩二回与え、12週間続けてもらったグラフです。
何故減るのか?という部分はさておいて、これで効果が出ることは結果として出ちゃってますね。
酢を飲むだけでこんな効果が…健康を気にする方は是非取り入れてもらいたいものですね。
酢の効果その2.食後の血糖値を緩やかに
血糖値は字のごとく、血液中の糖の値です。(正確にはブドウ糖)
血糖値が急上昇すると急降下しやすく、緩やかだとどちらも緩やかになります。
急上昇、急降下を繰り返していると体への負担が半端なく、ホルモンの関係で太りやすくなるどころか深刻な糖尿病へと発展します。
という事で、こちらは健常な女性を対象に、食後に食酢15mlを摂取してもらった120分経過のグラフです。
飲料用の酢を飲む他に、酢で和えた食品を摂取した場合も実験してくれてます。
緩やかになってる効果が一目瞭然ですね…しっかりと効果が出ています。
酢の効果その3.高血圧を低下
血圧は高くてもあまり自覚がないため、じんわり体を蝕んでいきます。
心臓が圧力に負けないよう肥大したり、血管が硬化したり、脳出血や脳梗塞、様々な病気の原因となります。
今度は血圧高めの男女に食酢15ml、1日一本で10週間経過のグラフです。
こちらは摂取期間でかなり効果が見られていますが、摂取を止めた途端に戻ってますね。
酢を飲むということを継続し続けないと、健康への影響は止まってしまう…という効果の側面も見て取れますね。
酢を飲む時の目安量
という事で、酢を飲むことはかなり健康への効果が高いですね!その反面、摂取し続けないと戻ってしまうというのもグラフから見て判断できます。
一日の摂取量は15ml以上、だいたい大さじ一杯分。これを意識すれば上記のグラフ並な効果が見込めますね。
コンビニでも紙パックのものが売られているので、お酢が15ml配合されている商品を選んで飲むといい感じに効果が体感できるかもしれません。
酢を飲むことで得られる健康への影響・効果まとめ
普段なにげなく飲むことが多いですが、これはかなり健康の維持にはいいですね。しかしそんな効果も、続けないと意味がありません。
ちなみに紙パックタイプは手軽に15ml摂れるのですが、
私には濃度が濃すぎてぐえっとなり、あまり得意ではありません( •̀ㅁ•́;)
なのでオススメはこちら。自分で薄めに作れるし、味も種類が豊富で飽きないです。
何気に味によって飲むときの濃さが違うので、比較的甘さの感じられるブルーベリー酢はすぐ減ってしまう印象ですね。
是非とも未来の健康の為に、酢を飲む習慣を取り入れましょう。
ではでは(`・ω・´)ゞ