2019/03/21更新
ふと見かけたニュースで興味深い一文を発見しました。
タイトルにもありますが、孤独な人は高い社会性を秘めているかもしれないという内容です。
ちなみに内向性ってなんだ?という方は内向性とは?ちょっと勘違いされやすい性格的な傾向をまとめてみるを参考にしてください。
内向的と聞くと社会性が低い印象でしたが、調べていく内に印象が大いに変わりました。
きっかけになったニュースの内容
かいつまんで、どういった内容かを引用していきます。
内向的な人はふさぎこみがちになりやすい傾向にあるが、外交的な人よりも社会のさまざまな場面での他者の反応を正確に推測する能力に長けていると報告している。
色々な社会状況に対しどのように感じるか、1000人以上からデータを取ったとのこと。
更に社会性の高い判断を下した方を対象に、共通特性があるかテストを行った結果が下記です。
社会心理学に関して正確な判断をした回答者は、おおむね知性が高く、複雑な問題に関心をもつ傾向にある一方で、彼らはだいたい孤独で内省的で、自尊心があまり強くない人たちであることもわかった。
内向的な人が高い社会性を持つ判断を下す、という可能性が示された結果が得られたようです。
じっくり観察している?
もう少し踏み込んだ話題です。
「ふさぎこむことが多い内向的な人たちは、他者と交流するのに忙しい人たちよりも、人間の本性をじっくり観察する時間が多いと言える。」
「彼らは刺激となる偏見をもつことが少ないため、より緻密にじっくり内省する。陽気で外交的な人たちのように、単純に世間を楽観的には見ないのだ」
内向的な人は自分のカラに閉じこもるとされがちですが、実際は刺激や変化にとても敏感で感じ取りすぎてしまう。
なので、エネルギーの消費を抑える為に一般的なイメージとされる行動を取りやすいのでは、と思います。
まとめ:内向的な人は勘違いされやすいが、声に出さないだけ
専門的かつ深い話となってしまうので、かなり掻い摘んでのまとめです。
最近は診断テストをやることが多かったので、自然と内向・外向という言葉は違和感なく入ってきました。
ですが改めてまとめると、単純に「自分は内向的」なんて一括りには出来ないなぁと感じました。
(ちなみに夜型の自覚があるのも内向気質に関係してるのでは?と思います)
また、いくら高い社会性を秘めていても、刺激過多になって消耗していては結局発揮されないことと同義なのでは?とも思います。
この辺は上手く折り合いを付けたり、しっかりと自分の時間を確保できる人がバランスよく社会性を発揮できるのかもしれません。
そして芸術的な意味でも内向的であることは様々な影響を及ぼすと感じています。もちろん内向=ネガティブというわけではありません。
ではでは(`・ω・´)ゞ