2018/10/07更新
普段お弁当作って行きますが、勤務時間が長いので外食で済ませているのです。
なので、たまには野菜を取ろうと思ってリンガーハットに行ってきました。
野菜たっぷりちゃんぽんがいいかなと思いましたが、よく見たらもやし多いな!って。
もやしでかさ増ししても、栄養面じゃ確か少ないよなぁ……もやし確かほぼ水分だし。
てか、よく厚生労働省が1日350gの野菜を~とか掲げてるのを見ますが、なんだか独り歩きしてるようでその内訳までは知らないんですよね。
ということで、ちょっと調べてたら記事になりそうだったのでついでにまとめてみました。
1日に必要な野菜の量
上述しましたが、厚生労働省が生活習慣病の予防に目安として掲げている基準が「1日350gの野菜を摂ること」としています。
それってどんぐらい?ということで、野菜と小皿料理でわかりやすい画像を引用します。
生野菜だと大きなお皿一枚に結構な量が乗りますが、加工するとそうでもないですね。
野菜多めの品目を増やせばなんなくこなせそうな気も。
ただ野菜だけを食べればOK?じゃない!
じゃあキャベツ3分の1頑張って食べればOK?なんてことはありません。
そもそも厚生労働省が1日350gとした基準は、生活習慣病の予防に野菜の摂取が大きく寄与していると分析した結果があるからです。
具体的には、カリウム、食物繊維、抗酸化ビタミンが循環器疾患やがんの予防に効果的とのこと。
身近な例で言うなら、これらの不足により唇が荒れたりすぐに切れたりすることが増えます。
そしてこれらの栄養素を適量摂取しようとすると、単一野菜では全然足りないし偏ってしまいます。まんべんなく、かつ350g以上。
350gの内訳
「緑黄色野菜120g」「淡色野菜230g」という内容が見つかりましたが、厚生労働省のページには一切その記述がありません。
厚生労働省が打ち出している健康日本21(栄養・食生活 )を参考にしますと
- 野菜350g(緑黄色野菜120g以上)
- 牛乳・乳製品130g
- 豆類100g
という事になりました。緑黄色野菜が120g以上、後は指定記述なし……なので消去法的にそういう内訳になりますね。
結論としては
「緑黄色野菜120g以上」「それ以外の野菜230g」
(+牛乳・乳製品130gと豆類100gがあると尚イイね!)
が望ましいということになります。
野菜ジュースはどーなの?
あくまで生活習慣病の予防に必要な栄養素が野菜なら350gだよ~という事で、元を辿れば同等の栄養素を摂取できればOKということになります。
ただ、野菜ジュースについて調べるともう一つ記事を書けそうな情報量です。
ので、食品に関してとても権威ある安部 司様の見解を元に構成している記事をご紹介します。
こちらを見ると、野菜ジュースの表記はトリックで、350gを取った場合の栄養素が入っているわけではない、という記述があります。
そして、カゴメ様のページでは具体的にグラフ付きで栄養素を比較しています。
上述の記事と栄養素ベースで考えると、まぁ、野菜ジュースはあくまで補助的にしか機能しない(完全に置き換えることは出来ない)という結論が出そうですね。
ちなみにこの野菜ジュースが使われておりました。
まとめ
- 必要な栄養素をバランス良く、が基本
- 1日に必要な野菜は350gで緑黄色野菜が120g以上
- 出来れば牛乳・乳製品130gと豆類100gも
- 野菜ジュースはあくまで補助的に
野菜の摂取が難しければカット野菜を取り入れるのも良いですね、栄養や添加物の面でも安全な事が分かっています。
→コンビニで手軽に手に入るカット野菜、どうして洗わなくてもいいの?
野菜だけじゃなく果物も摂るべき栄養素がたくさんあります。
ではでは(`・ω・´)ゞ