2019/03/09更新
唇って一度切れると繰り返しちゃいますよね。
ふとした瞬間に切れちゃうし、そうなるとまた口を開いた時に切れて地味にストレスです。
しかし原因や知識を知ることで、繰り返しの痛みを防ぐことが可能になります。
症状に対する原因と対処法をまとめましたので、ぜひとも参考にして繰り返す痛みと無縁になりましょう。
唇は乾燥ダメージを受けやすく荒れ・切れやすい
唇は口の外にありますが、内胚葉と言って体の内側を構成する細胞集団で構成されています。
なので、外胚葉性の皮膚とは違い、薄い皮に覆われています。更にその表皮層下には血管がたくさんあるので、赤く見えるわけです。
皮脂腺も汗腺も無いので、とてもデリケート。
そう、すぐ乾燥するし荒れるし切れやすいという、三大要素をあわせ持っています。
※豆知識ですが、唇が赤い動物はヒトだけと言われています。理由は解明されていないそうです。
言葉の発達、つまり発音に多様性を持たせる為に薄く動かしやすく=結果的に血管が透けて赤くなったという説があるようです。
なめまわし皮膚炎
よく舐めって治そうとする場合があると思うんです、短期的には潤って乾燥が防げた…なんて思ってないですか?
そう思った方は、唇の乾燥、舐めてない?なめまわし皮膚炎にかかるリスクがあるよ!をご覧頂ければと思います。
余計に荒れてしまったり、乾燥を促進させたりして切れる場面が多くなります。
唇が切れる時の症状別・対処法
という事で、以下は切れてしまった場合の対処法を記載しておきます。
真ん中と口の端で状況が違いますので、2つ書き出していきます。
1.唇の真ん中から切れてしまってる時の対処法
主に乾燥により、真ん中からぱっくり切れる場合の対処法です。
保湿して予防することも重要ですが、私のように怠慢で切れる場合でも大丈夫。
リップクリームでしっかり唇の保湿をして、乾燥を防ぐことですぐに良くなります。
新しい皮膚に生まれ変わるターンオーバーですが、皮膚は28日周期。唇は5日~1週間とされているので、保湿さえしっかりしていればすぐに回復します。
ちなみに舐めるのはダメ!です( ˘ω˘)
しつこいけど理由は唇の乾燥は舐めたら悪化する?で記載しております。乾燥と荒れを促進します。
2.唇の端が切れる場合
口唇の真ん中が切れるより、少し複雑です。
1.ビタミンの欠乏により切れる
食生活の乱れや、ストレス、不眠等でビタミンが消耗すると皮膚の生成に影響を及ぼし、唇の端が切れる可能性が高まります。
ビタミンB2、ビタミンB6が影響するとされています。
朝みかんでビタミン補給、ミネオラがオススメ!ビタミンたっぷりです。
手軽に、という意味では野菜ジュースが最適です。日々の生活から見直していきましょう。
2.ウイルス性による荒れ
上記の疲労やストレスが重なり、免疫力が低下するとカビ菌のカンジダが増殖しやすくなります。
普段はヒトの体表や消化管にいますが、増殖した菌が悪さをしちゃうわけですね。口角を刺激してひび割れやかぶれの原因を作り出します。
乾燥と間違われやすく、口唇ヘルペスとも違うので治療法が異なります。保湿しても治らないようであれば速やかに医療機関へ相談すべきです。
3.皮膚刺激による乾燥・荒れにより切れる場合
乾燥により患部を舐めてしまう刺激、落としきれなかった化粧が口角に残った刺激、食べ残しや歯磨き粉など残留物が刺激となり荒れてしまう場合が考えられます。
口角に気をつけて残留物が無いよう意識することで、未然に防ぐことが出来ます。
唇まわりのトラブル
他にも参考になるかもしれません、以前まとめた記事を載せておきます。
→口の中が痛い…口内炎の原因ってどんなものがあるの?対処法など
→口の中をヤケドしてしまった場合の対処法3選と治りを早める方法
まとめ:乾燥で唇が切れる前に正しい対処法を!
私の場合は「リップ塗って乾燥を防ぐ」という単純な問題だったので、一行で終わりました(;˘ω˘)
よくこれ使ってますが、保湿だけならワセリンでも大丈夫なようです。
全身使えるんですけど、テッカテカになります。
乾燥もそうですが、しっかり栄養は摂っておきたいところ。野菜や果物にはビタミンが多く含まれているので積極的に取り入れていきたいですね。
唇の乾燥や扱いを間違えると荒れに繋がり、症状を促進させてしまうので正しい対処法を!
ではでは(`・ω・´)ゞ