これは去年、江ノ島に行ったときの写真です。
上野(id:uenoyou111)です。こんばんは。
小さい頃はですねぇ、甘酒おばあちゃんがよく作ってくれたんですよ。最近はリクエストしないで正月のみに飲む感じです。
単純に美味しく飲んでるだけでしたが、その割に全然甘酒のことを知らないので。ちょっと調べてみようと思いました。
そしたらきっと、いつもより美味しく感じられるはず。な訳無いと思うんですけどね(*´ω`*)
甘酒とは
甘酒(あまざけ、カンシュ、醴)は日本の伝統的な甘味飲料の一種で、見た目はどぶろくに似て混濁している。甘粥(あまがゆ)とも呼ばれる。
主に米こうじと米、あるいは酒粕を原料とする。酒という名がつくものの、アルコール含有はわずかで、市販されている商品はソフトドリンク(アルコール度数1%未満)に分類される。
結構歴史の深いもので、古墳時代(3世紀中頃から7世紀頃)には起源とされる記述があるようです。
最近では冷やし甘酒の知名度が上がり、飲む点滴と言われるほど。実際に江戸時代では夏バテを防ぐ目的で飲まれており、夏の風物詩でもありました。
また、製造方法が複数あり、主に米麹を使用する方法と酒粕を使用する方法があります。
米麹あまざけ
米麹と米と水を混ぜ合わせ、50~60℃に保温された環境で一晩置くと、コウジカビ由来の酵素がデンプンを糖化します。
酵母がアルコール発酵を進めごく微量なアルコールを含み、糖化により甘味が強くなります。しかし、ほとんどノンアルコールです。
温度が高すぎると酵素が作用できず甘味が弱くなり、逆に低すぎると発酵が進み酸味が強くなり雑菌も繁殖して美味しくない甘酒の出来上がりです。
詳しい作り方はこちらが画像つきで分かりやすいです。
注意点としては、麹菌が死滅してしまうので60℃以上に加熱しないと言うところですね。
酒粕あまざけ
こちらは酒粕をお湯に溶かします。後から砂糖を使って甘味を付けます。
日本酒由来の酒粕で栄養素も多く含まれており、麹による発酵過程がない分とても簡単に作れます。
まぁ、お湯に溶かして一煮立ちさせれば良いですからね。生姜を混ぜたりはちみつを使ったりと、気分に応じてバリエーション豊かに展開できます。
ただ米麹に比べ、日本酒から取り出される酒粕は風味が独特です。麹よりもアルコール分が高くなるので、飲める人が限られてくるというデメリットも。
飲む点滴と呼ばれる部分の誤解
という事で、万人に親しまれやすい米麹あまざけ前提で話を進めて行きます。
まず点滴ってすごーく栄養満点!っていうイメージがあるのでは無いでしょうか?
その流れで飲む点滴!→甘酒もすごく栄養満点!という印象が強くなりがちです。でも具体的にはちょっと違います。
ちょっといいデータが無かったのですが、甘酒の栄養成分を見てみます。
甘酒の栄養と成分 | あまざけ.com 【甘酒探求家の甘酒情報サイト。健康・美容に優れたこうじドリンク甘酒の概要・通販・甘酒教室を運営】
実は、ビタミン類を除いて栄養成分はおかゆとそんな変わらなかったりします。
この栄養成分に点滴剤「ソルデム3A」が一番近くて、主にブドウ糖と塩化ナトリウム、塩化カリウムと電解質。栄養満点とは言えないものです。
点滴にも色々種類がありますが、こちらは補給の早さを利点にしています。
体が弱っているときのスムーズなエネルギー補給に、消化吸収が早くてエネルギーになりやすい甘酒が優れている。という意味で「飲む点滴」と呼ばれているのですね。
ソルデムの詳しい成分についてはこちら
ソルデム3A輸液 (200mL)/ソルデム3A輸液 (500mL)/ソルデム3A輸液 (1000mL)
まとめ
他にもビタミン類が美容に良いとか、酵素が良いとか、こんな成分が~なんてありましたね。
ちょっとまとめると超長くなっちゃうので、今回はここまでです( ・`ω・´)
明日は初詣して、たくさん甘酒を飲んできたいと思います。いや、一杯が限界ですね。
ではでは(`・ω・´)ゞ