2019/04/07更新
自分がどれくらいの色を見分けられているか、知っていますか?
思ったより、自分が見えている世界とは色が違っているのかもしれない…そう、人によっては色を感じ取る色覚が違ったりします。
この色を感じ取る細胞が常人だと3色、すごい人だと4色ということで見分ける世界の色さえ違って見えるんだとか。
この色覚をチェックできるテストがあって、気になる方は何色の色覚を持っているか確認することができます( ˘ω˘)
4色型色覚持ってる?カラーテストを早速やってみる
詳しいテスト方法はこちらです。
ちゃんとこのままでもチェック出来るよう引用致します。
では早速。こちらの画像は、一体何色あるでしょうか?
…
……
………答え!
39色でした!!!!
下記で結果を照らし合わせていきましょう。
20色以下
視細胞の一つが欠けているかもしれません…2色型色覚かも?全体の25%と言われてます。
20~32色
こちらは一般的な3色型色覚です。割合的には50%ほど。
33~39色
ここまで来ると錐体細胞がもう一つある4色型色覚に近付いて来ると言われています。39色見抜けた方は完璧!!!
番外編、39色以上
モニターが悪いか疲れ目です。それか勘違い。
なんと、41色に見えてしまったのでマズイです。
4色型色覚って?詳細を知ってみる
人の目は赤、青、緑の3色を見分ける錐体細胞を持っています。これにより約100万色を見分けられます。
人口の半分はこの3色型色覚を持っていて、おおよその人は今見えている景色と同じ色を見分けていると言われています。
色覚が多い人
この錐体細胞が一つ多く持っている方を4色型色覚といいます。
世界中で女性のうち2~3%ほどと言われています。男性はもっと少ない。
見えている世界の色が違うみたいですね。。なにせ3色の色覚の100倍、1億色を見分けられるとか。
三色の場合
四色の場合
ちょっと興味ある方は、下記のサイト様をご参考に。色覚テストとか言いつつそんなテストらしいテストはなくて、4色型色覚を持つアーティストさんの絵が見れます。
色使いが素晴らしいです。こんなふうに世界が見えているんだとしたら、全てが違って見えますね。
色覚が少ない場合もある
この色覚が、3色より少ない2色の先天性異常もあります。
先天性の色覚異常は、日本人男性の5パーセント、女性の0.2パーセントの頻度で起きていて、国内で300万人以上が該当し、まれなものではありません。ただしその程度は人によって異なります。検査で指摘されない限り気付かない人もいれば、社会生活に支障を感じる人もいますが、多くのケースでは、色覚の異常のため日常生活に困ることはありません。
数字を見て分かるように、色覚は女性の方が発達している傾向にあります。
これは色覚特性の遺伝子がXの染色体の上にあるからで、男性の方が一つしかXを持たない分、色覚異常の遺伝を引き継ぐとすぐに特性が表に出ます。
(男性はXY、女性はXX)
ただ、女性も片方がカバーしているだけで、本人になんら異常が見られなくとも色覚異常の特性を持っている人は10人に1人と言われています。
つまり両親が3型色覚を持っているのに、生まれた男の子が色覚異常を診断されたら女性側が保因していることになります。
詳しい遺伝形式や細かい記述は下記参照です。
個人的には、潜在人数を見るとそれほど稀でもないし「異常」と言うのはなんだか違和感がありますね~。
参考記事にも書かれていますが遺伝的多様性を表現する「色覚多様」で浸透してほしいなぁ、と思います。
まとめ:4色型色覚は見える世界が全く違う
てか仕事中にやってみたんですけど、仕事中はブルーライトカットのメガネかけてるから正確な結果は出てないかも…?
と思ってメガネ外してやりました。そしてスマホから最初のカラーテストをやってみたら、37色ハッキリと見分けつきました!
モニターも色調が色々といじられてたので、結果が変になった方はスマホからもやってみるといいかもしれません。
また、色によって大きさや重さが違う?色彩が与える心理効果などもまとめています。気になる方は是非。
他にもだまし絵、トリックアートが面白い!見ることで抽象思考が鍛えられるらしいという記事もあります。
仕掛けを利用し、人を意図した行動に自然と誘導する「仕掛学」も身の回りに活用されていて面白いですね。
ではでは(`・ω・´)ゞ