先日GO (id:GK_GK21)さんの記事を見て、「あぁこの内容は気をつけなきゃな」とふと思った話です。
編集業務で構成をたくさん作ってきた結果、より多くのユーザーに見てもらうため誇張な表現を良しとする思考に染まっていたかもしれません。
多くの人に見てもらおうとすれば自然と強い言葉を多用しがち
仕事で対価をもらっている以上、より多くの人に見てもらうため大げさな修飾語を使うことにためらいはありません。
競合サイトのタイトルを並べて「どのサイトよりも惹かれるワード」を考案すると、強い言葉を使うのが一番かんたんで効果的です。
競合を参考にして言葉のインフレが起きる
GO (id:GK_GK21)さんの記事を見るまで、自分が渦中にいる事態を客観視できていませんでした。
おそらく多くの方が、競合を参考にしながら強い言葉を使っていくのだと思われます。
目に飛び込んでくるワードがどんどん強くなれば、自然と競争が生まれて安売り状態につながる流れです。
飾りすぎた言葉や強すぎる言葉が当たり前になると逆に信用されない
わりと何をおっしゃっているかわからないマンション広告のように、大げさなキャッチコピーは逆に顧客の心へ届きにくいです。
とはいえ私もすっかり「大げさな言葉を使う脳」に染まっているっぽいので、一度リセットしたいと考えました。
飾らないのにしっかり記憶に残る言葉
参考のために、有名企業のキャッチコピーを載せます。
- 伊藤園「自然が好きです。」
- インテル「intel inside(インテル、入ってる)」
- セブン&アイ・ホールディングス「新しい今日がある」
- ダイエー「ごはんがおいしくなるスーパー」
- 高島屋「いつも、人から。」
- ドトールコーヒーショップ「ドトール、のち、はれやか。」
ほかにもたくさんあります。あまり並べても意味がないので、ほどほどで。
費用対効果を求めすぎずに本質を
強い言葉を使うのはかんたんで、そのわりに効果が高いです。
だからといって強い言葉を使い続けると、本質を見誤ります。
SEO上どうしてもキーワードが重なるので限界はあるでしょう。それでも無意識下で行き過ぎないよう振り返りが必要です。
GOさんの記事内容から少し逸れてしまいましたが、記事を見ていて気をつけておこうと思ったのでした。
まとめ:あしたのために、いまやろう。
気付いたことを脳内だけで処理するのは、ただの自己満足です。
成長につなげるため、アウトプットすると効果的に自己成長へつなげられます。おそらく。