なにかを伝えようとするとき、自分が良いと思うものばかりを選んでしまうのはよくあることです。
しかし自分の良いものと相手が欲しいものは違う場合が多く、意外とそこまで考えている人はいません。
- 相手の知りたいことに焦点を合わせると自分のアピールポイントが決まってくる
- 問題は自分が良かれと思って問題を認識せず続けてしまうことだと思う
- まとめ:足していくよりも引いていく感覚があると相手に届きやすい場合も
相手の知りたいことに焦点を合わせると自分のアピールポイントが決まってくる
仕事でもプライベートでも、相手の知りたいことや求めていることを考えると伝えるべきポイントが見えてきます。
うまくマッチングしないと、間違った伝わり方で相手の不信感を買う場合もあるのです。
まずは何を伝えたいか
伝えたいことは労せず出てくると思うので、あまり重要ではありません。
まずは自分に何ができるのか、なにを伝えようと思っているのかを整理する必要があるでしょう。
候補がたくさんあれば整理しやすいので、最初の段階では要素を多く出しておきます。
相手が何を求めているか
意外と相手が何を求めているかを考えられる方は少ない印象で、気付けば一方的な押し付けになっている場合もあります。
例えば「なんでもできます!」という方と、「臨機応変に対応できます!」では全く捉え方が違うでしょう。
自身が持っている内容を削るのも大切ですが、今あるものを言い換える技術も必要です。
問題は自分が良かれと思って問題を認識せず続けてしまうことだと思う
自分が良いと思うもの=正義という認識になったままだと、とても危険です。
ある意味では思考停止と同じなので、相手が見せる反応の機微にさえ気付かなくなります。
自分が良いと思うものがすべてではない
ほとんどと言ってもいいくらい、望む結果が得られていない方は相手の要求を置き去りにしている印象です。または圧倒的な考察不足。
少しでも相手の取り巻く環境や求めていることに考えを割いていれば、失敗につながったとしても改善につながりやすいでしょう。
自己に向けた場合は別として、他者が絡む場合は基準を自分から外しながら判断していくべきです。
まとめ:足していくよりも引いていく感覚があると相手に届きやすい場合も
自身の感覚としては、良いものを多く提供する考え方では相手の反応がイマイチでした。
あえて今あるものから大胆に引いていく考えにシフトできると、好転する可能性もあります。