こじれた考えをもっているように思われがちだけど、私は意見を伝えられたら基本的に反対の意見を考えるようにしています。
いつからこのような思考をするようになったかは不明です。しかし反対意見を考えると、結果的に視野が広がるイメージです。
物事は必ず二面性があってどちらか片方に偏ると本質を見誤ると思う
意見を伝える方は意図せず物事の片面しか伝えず、交渉や意見を通したい場ではとくに良い面へ偏った伝え方をします。
ただし客観的に見るよう意識すると、どうしても良い方向から深堀りするより反対側から思考したほうが効率的です。
そもそも反対意見は悪く見られがち
私も反対意見に対しては提案がセットじゃないと聞きません。言うだけなら誰でもできますからね。
反対する「だけ」なら誰でもできるし、根拠もなく意見するのは建設的じゃないため却下されることが多いです。
あとはなぜか人格と考え方を結びつけてしまい、反対されると怒り出してしまう方もいらっしゃいます。
基本的に反対意見を唱えるのは悪いことと見られる風潮があるため、提案をセットにしても拒否される傾向は強いです。
もう一つの側面を考えると思考が深まる
伝える伝えないは別にして、わざと相手の意見と反対の方向で考えてみると多くの問題点が浮かび上がります。
ここで相手の意見と照らし合わせると、反対意見を想定した上で出している意見かどうかも判断可能です。
問題点が多く浮かび上がり、深く思考されていないなと判断したら思考が浅めな指摘もできます。
ほかにも反対視点から見えるメリットも得られ、その上で再度同じ視点へ戻るとまた見えなかったものが見えてくるでしょう。
反対意見は考えやすく整理すれば判断力も上がる
反対意見って考えやすいですよね。だからこそ即座に伝えるのではなく一旦考えて、多くの可能性を吟味します。
慣れてくると共通の問題点をすぐに見抜けるようになるため、とっさに対応すべき問題を洗い出せるようになるでしょう。
私の周りで「デキる方」は即座に問題点を指摘でき、提案も考えられている方が多いです。
そしていずれも反対意見を深堀りしている傾向が見られます。
まとめ:物事の反対を考えるようにすることはどんな物事にも通用しやすい
ちなみに内容とは別で、肯定してあげる順序はとても大切です。
否定をエネルギーに変換できるほど燃え上がれるのは、ドMかつ変態だけでしょう。(良い意味で