なかなか気付きにくい部分ですけど、なりたいものと本来自分が得意とすることは明確に違う場合が多いです。
うっかりすると苦手なものを伸ばし続けようとする状態になるため、どこかで肯定的に自分の不得意を認めないと苦労します。
自分の得意とすることは目指すものと必ずしもイコールではない
例えば会社で出世したい!という方が実は会社員だとポンコツで、フリーランス化したら収入が倍増した…という事例は周囲で多く聞きます。
逆にリーダーを希望していても、統率するより突っ走るほうが得意な場合もあるのです。
自分の得意を知ってなりたいものは潔く諦める
どうせ自分には無理だから…という諦め方だと、依存や後ろ向きな感情を後に引きずっているので良い影響はありません。
自分には向いていないとわかったから諦めた、だからこそ今の選択が得られた。という前向きな姿勢が最良です。
思ったよりも人は得られるものに限界があり、できることにも限りがあります。
ただ考え方と実際の行動に乖離が生じてしまうと、本当に自分が求めていることから遠のく傾向です。
周囲には不得意なものを頑張り続ける人が多い
私から見て「なりたい姿」を得ようとするために、ただ苦しんでいる方が多いなと感じます。
実際はなりたい姿って幻想に近くて、実は自分の得意分野を活かした道に進んだほうが満足度は高いです。
本当に自分のなりたい姿を実現したくて、過程すら楽しんでいる方は非常に稀でしょう。
そういう方は不得意さえ得意にしちゃうので、今回の話からは逸れます。
大切なのは自分の気持ちに従えていないこと
自身が理想とする「なりたい姿」が絶対に実現したいものなら、困難さえ受け入れられます。
しかしなりたいものが現実と違い自分の気持ちと行動が伴っていないと、ただ苦しいだけです。
もっと広い視野で見れば、自分の実現したいことと現状の乖離に気付けるはず。
違う手段で自分のなりたい姿を追い求めることも可能です。気付け無いままだと、時間を無駄にすることが多いかなと感じます。
まとめ:もっと現状を諦めず自分の苦痛から逃れるようにすればいいと思う
私は元々けっこう我慢するほうで、なりたい姿のために無理なことを続けていました。
今ではすっかり我慢できなくなり、自分の気持ちに従って行動するようになっています。
過去の自分と比較すると、かなり生きやすくなりました。苦痛から逃げるのは悪いことじゃありません。