例えばお客様は神様だろ?とか、勘違いしている人の話をよく聞きます。
若かりしころの私はそう言われたら平然と「神様ではないし、ほかのお客様に迷惑をかける方はサービスを提供する価値もありません」と返していました^^;
今考えるとやりすぎですが、言い方が変わっただけで考えは変わっていません。
一般的に考えて相手からの無理難題を受け入れると長い目で見て質の低下を招く
相手が正当な指摘や意見をお伝えしてくれているなら、受け入れて改善したり謝罪したりするのは当然です。
しかし相手が自分の利益だけを目的として無理難題をふっかけてくるときは、後々を考えても良いことはありません。
前提として価値を決めるのは相手でしかない
サービスでも仕事でもなんでも、物事の価値を決めるのは自分ではありません。あくまで必要とする相手です。
必要とする人がいなければ、もしくは応えられなければただ淘汰されるだけでしょう。
一番の前提を理解していないと、判断の軸がブレます。
価値を認めてくれる人に最大限のサービスを
正直言ってクレーマーに対応する時間って無駄じゃないですか、なんとかなるものだったりこちらの落ち度だったりする場合は別です。
相手の都合だけを考えた無理難題は、「では他社をご利用ください」で返します。
もし無理難題を受け入れた場合、要は自分を安請け合いする状態のため必然的に質が下がる傾向です。
価値を認めてくれる人にサービスを提供し続けると、自分の価値も高まります。
価格が上がると相手の質も上がる感覚
副業でのお話です。ライターとして活動していたとき、最初は文字単価0.65円からスタートして非常に消耗度が激しい案件でした。
そこから1円に上がり法人のクライアントさんが増え、1.8円~2円あたりから収入もやりやすさも比べものにならないほど向上しています。
技術の向上もあると思いますが、根底にあるのは「価値を認めてくれる人だけ選んでいった」という部分です。
すると関わる人の質が上がっていき、消耗する案件は無くなっていきました。今でも消耗案件と判断したら、すぐに切るよう調整しています。
まとめ:恐怖から相手の言いなりになると負け癖が身につくと思う
本来、価値は等価交換です。売上が下がるからといってバランスを崩してしまうと、ほかの部分にまで影響を及ぼす感覚があります。
勇気がいりますけどね、単価交渉とか緊張しますし^^;
けど確実に相手の言いなりになると、どんどん吸い取られる側に回りやすいと感じます。