過去に理不尽な指示を受け、そんなものはやりたくありません。やる価値がないです。と突っぱねたことがありました。
その際に「そんなにお前の時間は貴重なのか?お前の時間と俺の時間、どっちが貴重なのかわかっているのか?」と言われたことがあった話です。
時間の貴重さを引き合いに出して自分のほうが上なんだぞ伝えたかったんだと思う
当時の私はそのフレーズを聞かされ、「えっ?時間は私のほうが貴重ですよ。むしろお互い自分の時間こそ一番貴重だから、比較できないのでは?」と返してしまいました。
ただ今思えばきっと彼は、会社内で自分のほうが貢献しているんだから偉いんだぞ!って言いたかったんだと思います。
※きちんと真意を見抜けなかった私が悪いですね…もちろんめちゃくちゃ怒られました。深く反省しております。
会社に貢献しているから人として優れているの発想がそもそも微妙
私は本当にひねくれているので、会社の中で偉いという感覚が理解できませんでした。
そもそも会社から出たらどっちが優れているなんてわからないし、人の価値って会社内の評価だけで判断できないですよね。
そりゃどうしても優劣はついちゃいますけど、だからといって関わる方に敬意を持たないって話にはつながりません。
敬意を持ってくれない方に敬意を持って接するのも、一般的にはなかなか難しいですしね。
穿った見方をすると視野が狭くなる
実際に「お前の時間は貴重なのか?」を言われた際、「お前の時間で生み出せるものは何もないだろう、だけど俺はもっと利益を生み出せる」的なことも言われました。
ただ当時は私、物販の副業で本業収入の倍近い数字を出していたんですよね。その発言を聞いた際は衝撃を受けました。
あぁそうか、きっと先輩から見て、私はただワガママを言っているだけの出来ない後輩として決めつけられているのか…と。
待てよ?私も先輩のことを穿った見方で見ていないか?きっと先輩は今見えている以上の努力をしてきて、今の地位を築いたんだろうなぁ…という考えに至ったわけです。
私も見えていない部分を勝手に決めつけようとしていた瞬間があり、反省しました。
まとめ:どんな人でも敬意を持って接するのは大切だし人の価値は無限大
理不尽な発言をしてくる人でも、一定のモノサシで図れるほどかんたんな価値はありません。
数字はあくまでただの目安で、そのものが価値にはならないのです。