私は普段、精神って割と安定していると思うんですよ。むしろ意図的に不安定な状態を回避しようとしているかもしれません。
だからこそたまーに映画とか作品を見ると、不安定さがちょこっと顔を出すことがあります。不安定というか、いつもの自分にない感情が出てくるイメージですね。
今の自分に必要なのは安定した状態で純度の高いものを生み出すこと
あまり心を動かしちゃうと仕事にならないと思っているので、もしかすると自然に感銘や感動から避けているかもしれません。
朝起きて「さぁやるぞ!」って生産的に一日仕事をこなしたほうが、一番自分がラクで楽しくて面白いですからね。
若かりしころはすごく精神的に不安定だったと思うんですよ。あの時期はとてもつらかったし、毎日が青くて暗い世界にいるようなイメージでした。
だからこそ内にあった感情が今よりも独特で、その世界観を表現しようともがくのが好きだったように感じます。
昔の自分にあった感情とのふれあい方は変わったと思う
少し厨二病っぽい表現で好きじゃないんですけど、昔はもっと自分との感情にどう向き合うのか?っていう感覚がすごく繊細でした。
日常でさえもふとしたキッカケや瞬間から、どうしようもない感覚に襲われることがあって。
なんというか悲しいようなツラいような、でもワクワクするような謎の感情です。
当時の自分はその感覚を歌で表現するのが好きで、よくカラオケに行ってました。もちろんマイナー調が多め。
作品が残すささくれみたいなのが気になる
人が向き合ったものを形にするのって、合致する人の心を動かす素晴らしさがあるじゃないですか。
だからこそ人は感動したり心ふるわせたり、多くの感情を渦巻いて大きな動きになりますよね。
私は一旦そういうものと触れ合っても根元は変わらない感じなんです。でも作品が通ったあとにささくれ残されるような印象を受けます。
ささくれって見た目は大したこと無いけど、地味に痛いじゃないですか。嫌だなーと思いながらも気になるやつ。気付いたら大きく動かされてる感覚です。
ふと聞こえてきた曲を聞いて思い出した話
全く知らない曲なので曲名すらわからないのに、ふと街中で聞こえてきて昔の自分を思い起こす感覚がありました。
あー昔は一つの作品にずっと向き合って自分のモヤモヤというか、ドロッとしたものを実感するのが不思議に思いつつも好きだったなぁと。
完全に厨二病だと思うんですけどね。カテゴリ違うかもしれないけどそういった部類でしょう。
私はたまたま自分で表現するものを字しか持っていませんが、イラスト描かれる方でそういう世界観を持っているなぁと勝手に親近感を抱くときがあります。
もし自分が描く手段を持っていたら、きっと変なものを作っているんだろうなぁ。
まとめ:たまには昔を振り返るのもいいかもしれない
今は自分の中で求めているものが全く違うので、不安定さを徹底的に排除するよう動いていると思います。
過去は変えられないし、潜る時間が無駄だと。
けど今の自分でもうっかり足を取られる瞬間があって、昔は泳ぎ方を知らなかったんだなぁ~なんて思い返すのは楽しかったです。