好きなことに集中できるのはとてもいいことだけど、あまりにも偏ってしまうのは非常に良くないです。
自分を常に客観的な視点から観察しつつ、足りないものを補うにはどうしたらいいか行動していくのが求められます。
基本的に視野は狭くなるものという認識で広げる努力をしないとどんどん悪くなる
ここでいう視野とは、先を見据えられるかどうかを指します。視野が狭いと先を見据えられないので、どうしても目先のことに集中しがち。
しかし目前のことに集中しないと結果が得られにくいため、バランス感覚が非常に重要です。
視野は必然的に狭くなる
視野が狭くなる要因は、けっこう環境も影響してきます。出世競争とか人事にまつわる評価とか、目先のことに集中させようと必死です。
個人的には会社での評価はその人自身の評価ではないので、けっこう無駄かなぁと思っています。
とはいえ自分が目指すものの通過点として、そういう会社内での波乗りが重要ならしっかり集中すべきでしょう。
問題は自分のやりたいことや目指すものをしっかり明確にせず、目先の評価や執着だけで行動していないかというところです。
トレーニングと一緒で衰えを自覚する
勉強や体力、筋力といったものは一定の抵抗がないとどんどん衰えていくじゃないですか。人の環境適応力ゆえに起こる問題です。
だからこそ視野も確実に狭くなっていく、という認識で広げていく意識とキッカケを適宜取り入れていかなければなりません。
ただ視野を広くしていくのは、トレーニングよりもずっと楽しくかんたんだと思っています。
なぜなら苦しさがなく、自分の視野が狭くなっていたことに気付いた瞬間の楽しさが大きいからです。
新たな気付きと視野の狭さに楽しみを覚える
新しいことに気付けた瞬間って、非常に楽しいんですよ。こんな考え方があるのか!と素直にテンションが上がります。
また同時に、自分の視野が狭かったことにも気付くでしょう。私の場合、自分の視野が狭かったことに気付けると非常にワクワクします。
- 自分はまだ足りないことに気付ける伸びしろがある
- 得たものを取り入れたら、さらに新しい可能性を追求できる
ほんと何気ないことが多いですけどね、自分が決めつけてしまっていた瞬間とかそこに気付けた衝撃とか。
ただ会社員でいた時代はこういう刺激って非常にうるさくて、敬遠しがちだったように思えます。
まとめ:新しい刺激は自分が楽しいと思うことの追求だと思う
集中するのと追求するのは、全く違います。集中はどうしても先を見据えず、目先のことに注力するイメージです。
しかし追求は先を見据えた、前のめりな行動力を表しています。追求しつつ、集中も使い分けて視野が狭くなりすぎないよう行動すると良いでしょう。