ある程度の整った文章を作るのであれば、構成を作るのは非常に大切です。構成でほとんど文章の完成度が決まると言っても過言ではないでしょう。
とはいえ最近だとしっかり構成を作り込まなくても、ある程度の形ができあがってきました。
構成を作り込むのは狙ったとおりにゴールへ最短でたどり着けるから
こういうブログ記事は全く構成を意識しないで書いているのですけど、ある程度のゴールは設定して道筋を辿るように書いています。
ただやはり何を書きたいか?を最初に決めて、ゴールまでの道筋を逆算したほうが寄り道は少ないです。
構成は設計図であり重要な指針
構成が重要だと思える理由は、伝えたいことを明確に伝えられるからだと思っています。
例えば構成がないまま書き始めると、伝えたいことと関係ない話や説明すべき根拠・理由を抜かしてしまうことが多いです。(経験上)
また慣れてくればおおよその構成はわかるし、しっかり構成作っていないんだろうなぁ~というのもわかります。
つまり構成は一度作ればもう伝えたいことが決まっていて、その伝えたいことに必要な項目を肉付けしていくだけの作業なんですよね。
慣れれば構成は作り込まなくてもOK
最初のころはめちゃくちゃ丁寧に、読者のニーズやら構成の意図も別枠で書き出して作成していました。
しかし最近は、ある程度の難易度であれば構成は作り込みません。主題と肉付けする要素がわかるし、時間をかけないのでブレずに執筆可能です。
時間をかけすぎるとやっぱり思考が熟成されるというか、なんとなく違う方向に考えが行っちゃうんですよね。
感覚ですけど書きたいことがハッキリわかっていると、労せず伝えたいことがスラスラ出てくる印象です。
いわゆる手抜き?→結果は全く逆
構成を作り込まなくなると、「品質が下がるのでは…」と思われるかもしれません。しかし最近は修正事項が大幅に減り、逆に時間辺りの効率が倍増しました。
修正に当てられる時間も構成にかける時間も減ったので、とても効率が上がったわけですね。
そして本当に構成を必要とする依頼に関しては、さらに集中して以前よりも品質の高いものが作れるようになりました。
先に構成の提出を依頼される方には、最低限整えたフォーマットをお渡しします。でも書いても書かなくても伝えたいことはブレなくなりました。
まとめ:ある程度の型が出来たら構成に頼り切らず作る練習も大切
構成づくりに限らず、ある程度の分野で同じことが言えるかもしれません。慣れれば説明書を見なくても組み立てられる、みたいなそんなイメージでしょうか。
私はよくブログ記事やほかの媒体でアウトプットの練習をするため、少しずつ磨かれた感覚もあります。練習は大切ですね。