私は幼いころからずっとピアノを習っていて、音大は無理でも音楽関係の道に行くんだと思っていました。歌うのが好きで、ボイトレも6年くらい通ったものです。
ドラムも環境があったのでよく叩いていて、ヘルプであちこち行った思い出があります。しかしいずれも、中途半端で終わりました。
何かを極めるのは同時進行なんて無理で時間がかかりすぎる
よく多彩だと言われる人でも、挑戦しているだけでその分野のプロには敵わないんですよね。稀にいる天才は別です。
同時進行ですべてを極めるのは不可能に近く、極めること自体も非常に時間がかかります。
結局のところ経験値がないと極めるのは難しい
音楽をやっていたころの自分は、基本的なパートはどこでもこなせました。ギターも好きで練習していましたし、譜面はピアノのおかげで全部読めます。
ただやはり、どこに行っても「やっぱり本職には敵わないな」と痛感していました。練習量が足りないのは知っていたけど、すべてをこなすには時間が足りなさすぎます。
どのパートでもこなせるというのは、その事実だけですごいと言われるもの。その反面、どれも中途半端だったのは否めません。
しかも練習をサボるとどれも技術がすぐ落ちていくので、半ば追われるように練習へ打ち込んでいたような気がします。バイトもして費用を捻出していましたし。
継続し続けるのは非常に大切なこと
ものすごくかんたんなことですけど、辞めたらそこで終わりなんですよね。如何にして続けられるか、その環境と続ける意思は非常に大切です。
周囲でもずっとイラストが好きで続けている人は、表現力が格段に違います。経営をしている人も、とにかく続けてきた人は伸びている方がほとんどです。
もちろんただ続けるだけじゃ意味がありません。しかし前提として、細く長くでも辞めずに続けられるかどうかが重要。
私はすっかり音楽から手を引いてしまいましたが、今でも細く長く続けていたら全く違った結果になったでしょう。
極めるのには時間がかかりすぎる
何かを成そうとしたら相応の時間が必要になり、ある程度の労力も割き続けなきゃいけません。
しかし中にはすぐに結果が出るとか、自分の才能を信じきっている方が多いです。もっと時間は有限で、何に時間を費やすべきか考えたほうが良いでしょう。
好きでやるなら全然構いません。ただ何かを成そうとするなら、時間配分が中途半端だと共倒れになるのは間違いないです。
私が例え今からイラストの練習をしても、現状では中途半端になっちゃうわけですよ。←
まとめ:何がやりたいのかをしっかり明確にして正しい時間配分を
こういう作品を作りたい!と思ったとき、自分ですべてをこなすのは不可能です。だから得意な人に任せて、総合的に監修する考えのほうが合理的でしょう。
極めるのは難しくても、手っ取り早く得意な人を束ねるほうが多くの人へ価値を提供できます。