質よか量、量よか質っていう話題があるじゃないですか。どっちを優先して仕事とかなんだとかをするのかってやつです。
求めるものによって違いますけど、早く結果を出したい人がいきなり質を求め出すのは違う気がします。
質を追求できるのは経験があるからで何もない人は先に経験を積んだほうが近道
もちろん状況次第で結果は変わるし、万人に当てはまるとは思いません。
しかし質の追求は良いものに対する判断軸を作らなければならないので、経験は必要です。
最初から質を追求していると微妙になる
私が外注ライターさんに依頼を始めた初期のころ、文字単価にこだわっている方と何でも受けちゃう2人のライターさんがいました。
一度単価の低い案件しか回せなくなったとき、○円以上じゃないとお受けしません。と言われ、単価にこだわる方は継続を見送った経緯があります。
久々にその方と連絡を取り合う機会があり、また依頼をお願いする流れになったんですね。でも結果としては、正直成長はしているけど単価に見合わないなと感じました。
以前から継続してくれている方のほうが質は高く、依頼数もかなり大きな差が開いているという結果です。
結果的に質を追求したら差が開いていた
もちろん他社の依頼でものすごく結果を出されているかもしれませんし、見えている部分でしか判断していないのは事実です。
ただやり取りを重ねていると、どうしても「質にこだわり続ければすぐ結果が出る」と思い込んでいるように感じました。
私の観測範囲内だと単価にこだわっている方よりも、なんでもこなした方のほうが全体的にレベル高いんですよ。遅れることもほとんどないし。
単価にこだわる方は、質にこだわるけど微妙な納期遅れがしょっちゅうあるんですよね。つまり客観的に見ても、仕事のあり方としては矛盾が生じます。
矛盾を抱えていると結果はなかなか出づらい
質も量も、求める方向としてはどっちでもいいと思います。しかし早く結果を出したい方は、まず量をこなすのが前提でしょう。
なぜなら質の追求には、正確な判断軸が必要だからです。何が良くて何が悪いのか、最初から判断できて追求できる方は問題ありません。
なのに早く結果を出すことへこだわってしまい、逆に遠回りをしていると結果は遠のくばかりです。
下りのエスカレーターを頑張って登るより、階段もしくは上りエスカレーターを使うのが正しいでしょう。目隠ししていればわからないかもですけど^^;
まとめ:求めるものが最初から決まっているなら矛盾なく進むのが一番いい
結果はどうであれ質の高い仕事をこなしたい!と考える方は、判断基準を結果におかず質の追求へ力を注ぐべきです。
質の追求をすれば結果が出せるとなぜか勘違いして、成功者の真似ばかりしていると前提を見誤るなぁと思ったのでした。