完全な経験則ですけど、人は信頼してあげると思わぬ力を発揮してくれることが多いです。もちろん全然ダメな人もいます。
ただかなり多くの人に効果的だなと経験から思っていて、思わぬ方向からいい結果を出してくれるので非常に嬉しいです。
周囲から期待されていない人を信頼してあげるだけで爆伸びする
周囲から期待されていない人と限定したのは、本来爆伸びする要素を持っている人が多いと感じるからです。
もちろん一人で結果を出す人も信頼すれば素晴らしく伸びるんですけど、一定の結果を収めたら辞めちゃうことが多いんですよね。
期待されていない人が伸びてくれると本当に嬉しい
もともと一人で成果を出せる人は、一定の期待があるからそんなに面白くないんですよ。あとそういう人って、変化球がなくて王道を行くイメージです。
けど期待されていない人に信頼して仕事を任せると、思わぬ変化球で誰しも予測できない良い結果を持ってきます。みんなが驚くようなやつ。
しかも期待されていないので、マイナスから衝撃とともにプラスへ転じるわけです。なんかそういう未知数な部分も相まって、認められると自分まで嬉しくなります。
そしてそういう人は結果を出すと、自分を強く信頼してくれるんですね。結果的に自分の支えとなってくれて、非常に心強い存在になります。
一人で成果を出す人は、ある一定の結果を出しちゃったら自分の元を去っていくんですよ。喜ばしいことだけど、ある程度は自分の支えってほしいじゃないですか。
大切なのは期待しないこと
ただし信頼するって言っても、期待するのはNGです。期待は「自分がこうなってほしい」とコントロールするくだらない妄想なので、確実にうまくいきません。
極端な話、何かしらしてくれるだろう~とか。最低限こなしてくれればOKくらいに思っていたほうが良いでしょう。でも全力で相手を認めてあげるんです。
期待値を全く持たず「20点くらい取ってくれたらいいや」と思って問題集を渡したら、得意分野に合わせた素晴らしい問題集を自作しちゃって120点みたいな。
私の経験だと本当にそういう変化球で、ものすごい結果を出してくる方がたくさんいたんですよ。こちらも期待していなかったのでびっくりします。
期待をすると依存につながってしまう
期待をするのはコントロールしたい欲につながるほか、「その人が失われたら困る」と心の底から思っちゃうんですよね。
正直な話、誰かが居なくなってもなんとかするしかありません。工夫するのも、撤退するのも手段の一つ。
しかも依存をしてしまうと、無駄な動きをすることが多いです。意味もないのに維持しようとするけど、実は撤退したほうが効率いい場合もたくさんあります。
なのでどんな人であっても期待値を最小限にするか、究極は何も期待しないで受け入れるか。ただ信頼すると、爆発的な結果を出してくれる人は一定数います。
まとめ:全力で信頼して認めつつも期待しないでありのままを受け入れる
以前人員を全く確保できず、正直質の低い人材に囲まれていたと感じていた過去があります。けど上記のように期待しないで信頼するやり方に変えたら、好転しました。
その経験則を生かして今でも多くの方に同様の接し方をしますけど、やっぱりたくさん伸びてくれると嬉しいです。
ダメな人がいても、依存しなければ何もあとを引かずサヨナラできますしね。良いことしかありません。