誰かに教えたほうが伸びるのを強く実感したのは、高校のときだったと思います。友人と資格取得しよう!と意気込み、一緒に勉強していたときです。
実は勉強を全然しておらず、友人に問題を出す側だったんですよね。でもすぐ知識を取り入れてその場で噛み砕きつつ問題を出していたせいか、資格も無事取得できました。
誰かに教えようとするときはインプット・アウトプットが高速で行われる
一人で勉強するときって、いわゆるインプットだけになるじゃないですか。自らその知識を使ってまとめるとか、アウトプットしないと摂取過剰になります。
ただ誰かに教えようとするときって、インプットとアウトプットが高速で行われるんですよね。なので覚え方が段違いだなぁと思います。
資格取得時に問題を出しながら教えていた
どんな資格だったかは覚えていないんですけど、あんまり資格取得に乗り気じゃなかった気がします。落ちてもいいかな~みたいな。
だけど友人がずっと悩んでいるわけですよ、全然理解ができない…と。なので少しだけ「じゃあかんたんな問題を出してあげるよ」と言ったのが始まりです。
私は答えを見ながら問題を出しているので、悩んでいる部分にヒントを出せるわけですよ。こういうときはこう考えてみてよ、どうなる?というように。
まるで知っているかのように振る舞っていたけど、実際答えを知っていたからこそ手助け出来ていました。こりゃ自分は落ちるなぁ…と思っていたんですよね。
実際に試験を受けたら理解していた驚き
メキメキと友人が力をつけていく中、私は相変わらず答えを見ながらヒントを出して問題を出す側でした。落ちる気しかなかったので、とくに焦りもしなかったです。
そしていざ試験当日を迎えると、なんと今まで教えてきたことがすべて出てきたんですよね。
問題集が良かったのもありますけど、ヒントを出したときの考え方が自身にも備わっていました。むしろ問題を見て、「教えたやつやないか…」なんてことも多数。
友人とともに無事合格し、あなたの教え方が良かったよなんて感謝されました。むしろ教えさせてくれてありがとう!くらいな勢いだったのを覚えています。
教えることで理解が深まる経験は今でも通用する
その経験以来、今でも誰かに教えるとめちゃくちゃ理解が深まるのを実感し続けています。
やっぱり一人で勉強し続けるより、何らかの形でアウトプットしたほうが覚えますからね。
もちろん誰かじゃなくても、ブログに書くとか聞いてもらうとかでも全然違うなぁと思います。
自分のアウトプットできる環境を作れば、どんどん理解が深まるなぁと思った話でした。
まとめ:黙々とこなし続けるより形にする機会を作ったほうが成長する
ブログなんかは好き勝手書けるし、自分の頭を整理できるからすごくいいツールだと思います。そして一定数の他者に見られる緊張感が重要です。
ただ書くだけならノートとかでも良いでしょう。何もしないよりはマシでしょう。