自分がまだ結果を何も出せていない若かりしころ、上司から受けた指示は正確に理解するものだと思っていました。その上でしっかり形にしたほうが良いと。
けど実はそこまで正確に理解する必要はなくて、ひとまず形にしてもらえると助かるんだろうなぁと思った話です。
お互いにどうしてもズレる部分はあるので成果物で調整したほうが早い
当時の自分は最初からしっかり指示を聞いて、正確に形を整えて出すのが一番だと思っていたのでしょう。まぁそこまで能力値は高くないし、実は無駄が多いです。
ただ指揮系統的にふんわりした指示を細分化していくので、実は思ったより具体性を求めていないことが多いなぁと感じます。
指示出しは抽象的な場合も多い
現在の自分は「景色が見えているけど到達方法がわからない」という事態が多いため、ひとまずあの手この手で試さなくてはなりません。
そんなときに出す指示ってどうしても具体性に欠けていて、少し抽象度が高めな指示に偏りがちです。
けどそこを細かく突き止めようとされても困るんですよね。ひとまず形にしてもらって、そこから築いていきたい。そんなときがよくあります。
指示出しされた人は困っちゃいますけどね^^;
とにかく形にしてから調整したほうがズレない
私が仕事を投げるときって、わりと信頼している相手じゃないと任せません。つまりどんなものを持ってきても問題ないと感じる相手です。
事実、お願いした仕事ってとっても出来がいいものばかりなんですよね。自分の想像を遥かに超えるものばかりで、やはり役割分担の違いなんだなと思い知らされます。
もちろん見えている先が同じではないため、細かい調整は必要です。なのでひとまず形にしてもらったほうが早いわけですよ。
あんまり具体的にされちゃうと自分のやり方に染まってしまうし、打開を求めているときでもあります。
会社員でも同じことが言えるかもしれない
そんなことを思いながらコーヒーを口にしたとき、ふと昔の自分を思い出しました。取り掛かる前から質問を多くして、具体性を上げてミスを減らそうとしていたなと。
けど結局その間は出来上がっていないので、早い段階でまず形にしたものを出したほうが良かったんじゃないかと思います。
大きくやり方がミスをしてしまうこともあるけど、そのミスが発覚するのは早ければ早いほうが調整利くじゃないですか。
そんなかんたんなことも気付けていなかったなーと、なんとなく思ったのでした。
まとめ:想像よりも答えを作ってすり合わせたほうがお互いのすれ違いは少ない
成果物を作る前から言葉だけですり合わせても、100%伝わることってまず無いですよね。
じゃあ100%伝わる部分で会話ができればいいわけです。事前の打ち合わせも大切だけど、そこに力を注ぎすぎると良くないなぁと思った話でした。