嘘をついているって自覚があると、やっぱりどこかで後ろめたさというか。実は嘘をついているんですってのが伝わると思うんですよ。
かといって嘘を本気で信じ込むのは危険なので、違う方面から物事を切り取れたほうが辻褄は合います。
多方面から捉えられればどんなところから整合性が取れるかつなぎ合わせられる
ひとつの方向からしか物事を見ていないと、話を組み合わせやすいもののあまり機転が利きません。
多方面から捉えれば状況に合わせて都合のいい事実を選択できるため、嘘を付かずに良い展開へ持っていけます。
うまくメリット・デメリットを駆使できる
多方面から捉えればメリットもわかるし、相手にとって良くない点も把握できます。状況に合わせて、相手のデメリットも教えられるわけですよ。
デメリットって伝えるとあんまりよくないと思われがちですが、適度に提示すれば以下のような良い点もあります。
- 悪い側面も踏まえた上で選択したと相手が納得しやすい
- 後々のトラブル回避つながる
- 自分で言葉にすると物事の全体像を把握しやすい
- 相手の反応に合わせて都合のいい情報を提示できる
要は駆け引き的な要素も含まれるので、得意な人と不得意な人はいらっしゃるかもしれません。
やりすぎると詐欺師になるので注意
どれだけ多方面から捉えられるかが勝負。でも自分にとって良い方向へ進めすぎると、さすがに感情で否定されます。
「正しいことを言っているんだろうけど、なんだか都合いい展開に持って行かれている気がする…」といった感じです。
詐欺師とまではいかなくても、妬みや負の感情から変な因縁をつけられる恐れもあるでしょう。
自分の利益だけを考えるんじゃなくて、相手の利益も考えながらお互いにプラスとなる提案ができれば最高です。
全体の管理は大変になるかもしれない
個人的にはメリットが多いので、多方面から良い点をつなぎ合わせるのは苦じゃありません。
ただ人によってはパズルを組み合わせるくらい複雑に感じてしまい、億劫となることもあるでしょう。
また後々に質問を受けた際、自分がどういう見方をしたのか覚えていないと辿るのが大変です。
この辺りは記憶力や自分の思考グセを把握していないと、即答できず不審に思われてしまう恐れもあります。
まとめ:あらゆる方向とあらゆる可能性を考えて良い点を選択できればOK
多くの場合、人は選択で損をしたくないと考えるはずです。しかし情報や捉える範囲が足りず、想定していなかったミスで損を被ります。
なので少しずつ鍛えていけば、自分にとって得となる選択ができていけるでしょう。上記の話は、その取捨選択における応用でしかありません。