逃げる目的で「効率化」を使う人がいますよね。でも考え方によってはただの「無駄遣い」でしかありません。
効率化はいわゆる先行投資をして得を増やす、という目的で使われるべきだと思うのです。利益が増えないなら、長期的に見てマイナスな行動となるでしょう。
効率化の意味を履き違えてしまうとマイナスになっていても気づきにくい
仕事やプライベート含めて効率化は、無駄やムラを削減して改善することに重きをおくはずです。
ただ損して得取れという言葉があるように、短期的な目線で見ていると勘違いしてしまう場面がたくさんあります。
効率化を言い訳にする人は多い
ぶっちゃけできない人に限って、効率化を訴えることが多い印象です。とくにマニュアルの有無を言い始める人は要注意。
なんで結果を出せない人は、あんなにマニュアルへのこだわりが強いのでしょう。マニュアルがあっても、今度は記載内容に文句つけるのはミエミエです。
結果を出す人ってまず工夫するんですよね。どうやったら自分なりに結果を出せるか、試行錯誤の回数が尋常じゃありません。
つまり効率化を言い訳に使う人は、手を抜きたい&ラクしたいという思惑が見え隠れしています。(というより思いっきり見えているか…?)
勘違いしている人はゴールがわかっていない
例えば目的地があって、行き方がわからないとします。ただ目的地へ早く着く!という目標なら、マップアプリに最短ルート出してもらって行けば良いでしょう。
でも目的地へたどり着くことがゴールではなく、行き方を調査する目的だったら…?そもそもの話が違ってきますよね。
実は仕事やプライベートでも、こういった背景を理解せず伝達・行動してしまうことがよくあります。とくに人がたくさん介在すると、より事態は複雑です。
また効率化を積極的に唱える人は、目の前の無駄をとにかく排除しがち。その無駄にこそ意味が含まれていたとしても、気付くことがありません。
自分の効率化で得られるものが明確ならOK
例えば私は室内の温湿度が快適じゃないと、作業効率がかなり落ちます。とはいえ真夏や真冬に空調をONにし続ければ、電気代が跳ね上がるでしょう。
けど私は不快だなと少しでも感じたら、積極的に空調をつけています。もちろん仕事のときだけで、仕事以外は多少暑くても寒くても我慢。
不快な環境で仕事を続ければ心身のダメージを蓄積させるだけではなく、作業効率が落ちて逆に利益を失います。
しかし電気代が多少高くなっても快適な環境で仕事をすれば、その分の収益はもっと大きく得られる流れです。
自分の行動がどういう結果になるのか、理解していれば問題ないでしょう。
まとめ:効率化を推進しすぎてゴールを見失うとただの無駄遣いになる
意外とこの効率化を「ラクするだけのこと」と考えている人は多いです。実際無駄なことでも、いい結果につながるなら省いてはいけません。
あとコスパを気にしすぎる人も似たような傾向がありますね。そういう考えの方は、事業を動かしていくのは難しいでしょう。