うえのブログ

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ICL(眼内コンタクトレンズ)手術を受けてきた当日の話【前編】

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前回ICLの適応検査に行ってきた話なんですけど、結局私は角膜が薄めなのでICLを選択しました。

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そこで手術を受けてきた当日の話を書き記そうと思います。

ICL手術はほぼ痛みなし!人によっては鈍痛を感じることもあるらしい

私は右目ほとんど痛みがなく、むしろ眩しい中でもライトを見続けなきゃいけないほうが苦痛でした。

しかし左目は少し痛みというほどでもないけど、鈍痛?頭痛の一歩手前みたいなのを味わっています。

当日までの流れ

ICLの治療を希望し、前金を支払った段階で眼内レンズの発注が行われます。発注が遅れない限り連絡はありません。

その際にモキシフロキサシン点眼液を渡され、術日の3日前から朝昼晩寝る前に点眼する必要があります。術日当日も合わせると合計4日。

この点眼液は抗菌作用があるやつです。しみることはあまりなかったような。やらないと当日手術は受けられないので注意。でも確認されることはありませんでした。

そして受付をすると、ついに手術までのカウントダウンが開始されます。

当日の流れ

受付を済ませたら、瞳孔開く点眼を10分ごとくらいに点されます。5回くらいされたかな?スマホや腕時計は付けちゃダメなので、全部ロッカーへ。

そして手術室へ通される前に、ゆったりしている1人がけソファーに案内されます。ここでもさらに点眼。麻酔やらなんやら、数分おきに。(寝そうになる)

そして頭に使い捨てのヘアキャップをかぶり、テープで髪の毛が出ないよう固定されます。

手術前に目を見る診察室へ呼ばれ、先生と対面。目に直接印をつけられますが、麻酔効いているので感覚なし。直後に手術室へGO。

手術前の様子

思ったよりも手術室って感じじゃなくて、歯医者?みたいなとこでした。もっと手術室の無影灯をイメージしてたんですけどねぇ。

手術自体は30分程度で終わりです。場所によって2人を同時に手術するとか聞いていましたけど、新宿近視クリニックさんでは私1人でした。

最初に目を洗って、しばらく準備するまで目を閉じています。アルコールだったのかな、麻酔効いていても目を閉じてしばらくすると目がしみてきました。

この間は目を閉じているので、何が起こっているのかはわかりません。カチャカチャと器具を用意する音だけ聞こえます。

しばらくすると、目をかっぴらく器具を装着。目を閉じたくても閉じられません。

しかし散瞳剤でとにかく室内の光さえまぶしいのに、手術灯を見なきゃいけないのがキツい。

穴を開けているっぽいときの様子

準備が整ったら、「じゃあ始めますね~」と軽い感じで始まります。私は右目からのスタートでした。

目に麻酔やらなんやらかけられるんですけど、水中にいるような錯覚です。

まっすぐライトを見ているはずなのに、急に視点がズラされるんですよ。えっ?みたいな。

ぼやっとした中で針のようなものが近づいてくるのはわかる。でも触れた感触さえ無いので、全く謎の感覚です。

目を押されているような違和感が続くと、「ではレンズを準備しますね~」と言われます。

「ん?なんやかんやしている間に穴あけが終わったのか?」という感じ。レンズはまだのようです。

先生に思わず「もう目に切り込み入れたんですか?」と聞いてしまいました。「あっもう開いてますよ~!」とのこと。

レンズ入れるときの様子

そしてここからレンズが入ります。正直言ってレンズ入っているときはよくわかりませんでした。

レンズの入る瞬間が分かるってよく口コミで見かけたから、期待していたんですけどね…全然わからなかった。

でも直後に「じゃあレンズの位置を調整しますね~」と言われます。このときがもうキツかった。

レンズを正しい位置に合わせると、光が超届くようになるんですよ。動かす度に今まで以上の眩しさが目を襲います。

ぐああ!眩しすぎる!と思っても目をそらすことさえ許されません。終わったら、「最後に水出ますね~」と言われます。

このとき視界がものすごく動いて、何か流し込んでる?回収している?という感覚を覚えたんですよね。助手の方が「20秒で~す」といったのを覚えています。

次は左目の施術を開始

終わったら同様に左目もやっていきます。手順は全く同じ。

ただ私は左目のときだけ鈍痛を覚えたんですよね。なんだろう…鈍痛と言うか、頭痛の一歩手前みたいな感じです。

麻酔足りないのか?効きが悪いの?というレベル。まぁでも全く痛くない、違和感ぐらいに等しいものでした。

ただ術後はしばらく左目に同じような鈍痛が残り、目の上部辺りに同じような感覚が残っています。

帰宅したら痛みの感覚はなくなっていたので、まぁ一瞬でしたね。(後日左目の上部、出血していました)

術後の様子

終わったあとはすぐ先生がレンズの位置を確認するため、診察室へ行きます。

その後はまた個室に通され、抗菌作用のある目薬を点して30分ほど休憩。とにかくまぶしくて目が開けられない。

でも目を閉じるとアルコール入っているんじゃないか?ってくらい、しみる感覚がずっと続きます。30分とか一瞬ですよ。

ただすでにうっすら見えている感覚はあります。目を開けてられないけど。

休憩が終わったら眼圧チェックです。プスッ!と威力のある風を当てられるので、こいつがまたしみるんですよ。

待合室に通されて、再度先生の診察があります。終わったらそのまま受付にもよらず帰宅していいとのこと。

前編まとめ:ひとまずICL手術はほぼ痛みがなくてすぐ終わる!

ちなみにこの記事は、帰宅して5時間後くらいに書いています。後編でも詳しく書こうと思いますが、時間とともにハッキリ見えてきているのはすごいですね。

ただ私はオルソケラトロジーで視力のいい状態を味わっているため、あまり大きな感動はありません。戻ってきたか…!という感覚に近いかも。

後編では帰宅中から帰宅後の様子、その感覚を書き留めておきます。