うえのブログ

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ICLを検討する方でメガネから解放されたい!と思う方は少し注意が必要かも

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ICL手術を行い、晴れてメガネやコンタクトなしの生活になりました。

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手術はしたことがなかったので、なかなか貴重な経験になりました。ただ実際受けてみて、手放しに視力が上がったのは良いことじゃないなとも思います。

ICLを検討する際はよくデメリットを考えてから受けたほうがいい

ICLは目にコンタクトレンズのようなものを埋め込み、裸眼で視力矯正という夢のような矯正術です。

しかしいくつかデメリットもあるので、よく考えて検討する必要があります。

ハロ・グレアはかなり少ないと思う

よくデメリットで挙げられるハロ・グレアは、ICLなら全然心配は要らないと感じます。理由としては、オルソケラトロジー治療と比較した際に雲泥の差だからです。

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私はオルソケラトロジーでハロ・グレアが強すぎて、夜間視力が悪すぎました。もう運転は難しいので、矯正用レンズを普段使っていたほどです。

確かにICLも若干、ハロ・グレアっぽいのはあります。ゼロではありません。

しかしオルソと比較したとき、ほぼ無いと言っていいくらいの差です。ほとんどICLはハロ・グレア体感できませんでした。

唯一光の輪ができる現象くらい。まぁこの現象もほぼ気にならなくなりました。

ここは注意!視力を上げると起こるデメリット

おそらくICLを入れる方は、1.5くらいを目標に設定されるかと思います。ここは要注意です。

よく考えてみてください。1.5に矯正できるメガネをかけて、生活してみた状況をイメージしてみましょう。

パソコンやスマホ、読書。近くで目を使うことって、たくさんありますよね。度の強いメガネを使ってパソコン作業をしたら、目疲れしませんか?

例に漏れず、私も1.5~2.0が出るようにレンズを調整しました。しかし普段は家からあまり出ず、パソコンに終日かじりつくような生活です。

このような生活スタイルを送る人であれば、相当目疲れに悩み頭痛やら肩こりやら激しくなるでしょう。

自身はデメリットを踏まえた上で対策を講じた

私はよくデメリットを吟味したので、この状態になるのをわかっていました。なので近用メガネを購入しています。

このメガネはいわゆる「わざと視力を落とすメガネ」というやつで、矯正したのに視力を落とすという非常に無駄な行為です。

しかし私は出かける際に、メガネやコンタクトをつけるのが嫌でした。コンタクトは乾くし、メガネはマスクで曇る。

何より出たいときにサッと出られない。この億劫さが嫌だったし、オルソで裸眼の良さを知ったので、「家はメガネ・外は裸眼」という考えでICLを入れました。

結果としては全く無問題で予想通りになったため、ICLを入れてよかったなと思います。

デメリットを理解していればメリットが勝る

朝起きたらメガネを探して、ずっとつけて、出かける際はコンタクトを準備して、在庫がなくなれば購入して…。メガネが汚れたらいちいち拭く。

この一連の動きが全く無くなりました。実際、近用メガネがなくても画面はハッキリ見えますしね。多少目の疲労感が早く蓄積されるという状態です。

また人によっては、矯正度数を変えたほうが幸せになれるかもしれません。私は外での視力を優先したかったので、1.5を基準としてやってもらいました。

しかし単純にメガネから解放されたい!という方だと、場合によっては意図しない方向になる可能性もあります。

生活スタイルをよく考えて導入したほうがいい

個人的には1.5以上の矯正なら、スマホを見る際も近用メガネあったほうがいいレベルです。(実際はつけていませんが)

コンタクトやメガネで1.5~2.0出るやつつけて、一度生活をしてみたらわかりやすいかもしれません。

自身の生活スタイルを考えて、どういった目的か?どういう生活を望んでいるのか、よく考えて検討する必要があります。

また年齢も考えてみたほうが良いですね。ある程度の年齢になると、今度は白内障のリスクが出てきます。

白内障は40代頃から現れる

白内障は水晶体が濁ることで発症します。遺伝の影響もあるけど、ほとんどの人は加齢に伴うものです。

老眼と同じく40代ころから早い人で発症するとのことで、80代以上だとほぼ100パー。

白内障になったらICLはサヨナラしなきゃいけません。つまり40代になって、すぐ白内障になったらお金の無駄です。

なので年齢もよく考えておく必要があります。(ちなみに私はまだまだ先なので無問題ですが、周りで白内障になった29歳の方もいました)

まとめ:ICLは年齢とデメリットをよく考えて検討するのが良し

気になる要素は下記の3つです。

  • 年齢:白内障リスク
  • 生活スタイル:目を酷使するかどうか
  • 何を望むか:メガネから解放されたいとか

単純に度の強いメガネやコンタクトを付けてみて、どうなるかは実験できます。度の強いコンタクトを付けてパソコン作業したら、絶対疲れますよね。

そこで度の弱い老眼鏡をつけてみてください。ダイソーとかで売っています。こんな感じに再現は可能です。

ここを理解していないと、眼精疲労で悩むこととなるかもしれません。