うえのブログ

気になったこと、思い立ったこと、調べてみたことなどを書き留める場として使っています。

昔見ていた番組やアニメを見ていると思ったような感動が得られない不思議

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たま~にYouTubeで昔見ていた番組を見かけることがあって、つい見てしまうことがあるんですよ。でも「こんな画質悪かったっけ…?」ってなるじゃないですか。

同様に当時見ていたアニメも、画質の悪さに驚きます。あんなにすごい!と思っていたシーンでさえ、当時の驚きとはひどくかけ離れていますよね。

画質だけじゃないけど当時見ていたものとは違うんだなぁと思った

実際のところ、当時見ていた状況と同じ再現ができないと比較できません。やっぱり液晶とブラウン管じゃ違うよね。

再生環境がまるで違うと思うんですよ。単純に比較できないけど、当時見ていたものとは似て非なるものなのかなって感じました。

今と比べれば情報量が少なかったよなぁ

今は全くテレビを見ていませんが、昔は情報収集先がテレビ主体だったような。けど昔から時間に合わせなきゃいけなかったのは、苦痛だった思い出。

逃したらもう見られないじゃないですか。好きなときに好きなタイミングで見たいのになーと、よく思っていたものです。

同時に飛び交う情報量って、そんなに多くありませんでした。テレビか新聞か、本かですよね。ネットもケータイもなかった時代の話です。

あ、一応インターネットはもうあったのかな?うちはWindows95があったんですよね、ネットにつないでいなかったからタイピング練習していたような。

作品自体の感動じゃなくて時代背景もあるのかも

どんなに昔の作品でも素晴らしいものは素晴らしいです。ただやはり、当時の感動はそのときじゃないと得られなかったんだと思います。

そう考えると、あのとき味わった感覚ってもう得られないんだなぁと感じるんですよね。

今の時代に当時の自分を置いたとしても、同じ作品であのような感動は味わえない。なかなか難しい話です。

もちろん感銘は受けると思います。「同質の感動を受けるか?」という部分では、再現が難しい。

同じものを見ているようで見ていない不思議な感覚

人は良かった思い出を重ねて、記憶をたどることが多いじゃないですか。あの美味しかったお店に行こうとか、昔見たあの景色をもう一度とか。

けど確実に同じ情報が入ってくるとは限りません。ましてや感受性の問題も十分に考えられるじゃないですか。

なので同じものを見ているようでも、同じものを見ているわけじゃない。憂いじゃなくて、単純に面白い話ですよね。

こういう感覚って共有できる人に出会えていないから、表現しようがないけど。もっと限定的に考えたら、選別できそうですね。

まとまらないまとめ:当時見ていたものとはまるで違うよっていう話

単純に最新の機械で当時のものを再生すると、環境がまるで違うから同じものではありません。

でも内容は同じじゃないですか。だから同じものであっても、どう見るか?という部分で別物になるんだなぁと。