ここ数年で変わった意識といえば、本物を目指さなくなったことでしょうか。以前まではその道のプロ的へ憧れがあったように思います。
ただ基本的に、その道のプロって非常に遠い存在じゃないですか。一生かけて到達するかしないかの存在より、あらゆる道を試したほうが楽しいと思った話です。
いつも何かを試してみてもその道のプロや本物がいて敵わないと思っていた
仕事でもプライベートでもなんでも、少し挑戦したジャンルには必ず上がいました。自身も完璧主義だったのか、なんとしてもモノにしなければと思っていたものです。
ただ今では、そんな考えは捨てました。その結果ジャンル問わず挑戦できるようになり、自分を苦しめることも少なくなったような気がします。
本物を見ると圧倒されて自分が情けなくなる現象
少しずつ自分が何らかの技術を習得して、行けるかも…!って思い始めるじゃないですか。その際に本物とか、プロの技術を目の当たりにすることはよくあります。
人によっては燃えるかもしれないけど、多くの場合は愕然とするはずです。こんなに差があるのか…!みたいな。
そうなると今の自分を否定しがちになるのは、わりとありがちじゃないでしょうか。そこを許容できなければ、いつまでも到達しない自分に苛立ってしまいます。
なかなかそういった状況を抜け出すのは難しいです。どこかで気づくか、諦めて現状を認められれば良いんですけど。
中途半端で許容できれば自分を苦しめない
私の場合、ほかにやりたいことがあっても目移りできませんでした。中途半端を許容できず、結果的に自分を苦しめていたわけです。
ただ目標とするものが定まったとき、今やっていることはただの「手段である」ことに気づいたんですよね。
目標を達成するためには、中途半端じゃなきゃいけない。だからひとまず中途半端でやっていこうみたいな状態に、結果的になってしまったわけです。
するとかなり自分を苦しめず、むしろ多くのことをかいつまんで実行できるようになりました。この状態だとわりかし気軽なので、なかなかいいかなぁと思います。
まとめ:中途半端でいいと思う
今でも完璧に近いものを求めるのは、変わらない気がします。ただあくまで現時点での最高を目指すというか、基準が到達しないものから到達するものに変わりました。
その結果、客観的に今の自分を許容できた感じです。アウトプットした際の納得感や、レベル感の上がり方が違った見え方になってきた気がします。