何か1つのことを進める際、全体や先を見通すとどこか必ず停滞が発生します。そこは直さなきゃいけないし、問題があるなら要改善しなくてはなりません。
ただ作業者目線だと、全体を把握することはなかなか難しいです。そこで確実に齟齬が生じるので、そりゃあ意見は合わないよなぁと思います。
全体を見ている人と単体で見ている人は視点が全く違うので意見は合わない
単独で何かを成し遂げるならともかく、チームで動くなら全体を見渡さなきゃいけません。しかしトップに立てる方でも、配置転換して全体を見渡せるわけじゃないです。
正直なところ、作業者になると見えない部分は増えます。本質を見抜ければいいけど、固有の政治も絡んだら問題は余計厄介になりますよね。
全体を見ている人は滞りを修正する
一般的に管理をしている方は、全体の流れを見ています。どこか滞りがあれば、修正しないと全体にも影響が出るでしょう。
なので滞りの箇所にテコ入れを行います。どうしようもない問題を除き、当人の課題なら「なんとかしろ!」と言いたくなるはずです。
なにせかける手間は、そこだけじゃないですからね。小さな問題に手を貸してしまうと自立しないし、時間もないしであまり効率的ではありません。
見ている視野が違うと、より多くのことに手間を取られてしまいます。ただし思ったより力を加えなくても、自然となるべき方向に行ってしまうのも事実です。
単体を見ている人は作業がすべて
全体を見ている人と違い、単体で見ている人は眼前の作業がすべてです。どうしようもない問題だと思っていても、ほかと比べたら解決できる問題かもしれません。
そういった意味ではどうしても視野が狭くなりがちです。もちろん私も末端だった時代によく思っていたし、本当にどうにもできない問題も数多くありました。
ただ良くも悪くも、目の前のことだけなんですよね。おそらく全体を統括する立場になったら、自分の悩みはレベルが低かった事実に気がつくはずです。
なので全体と単体で集中している人は、どうしても話が合いません。もはや物理的に合わないといっても良いかもですね。
まとめ:全体を見渡せないと視野が狭くなりがち
私自身もチームで参画することがあるけど、どうしても視野が狭いなぁと自分で思うことはあります。しかもうっかり狭くしちゃうんですよね。
自分の事業だと自分自身のコピーみたいなものだから、そうはならないんですけどね。ここが凡人と天才の違いかもしれません。