うえのブログ

気になったこと、思い立ったこと、調べてみたことなどを書き留める場として使っています。

なぜ必要なのか?という背景を説明するようにしている

割と指示を出すことがあるんですけど、その際にできるだけ背景は説明しています。もし逆の立場だったら、よく分からないまま作業するのは嫌なんですよね。

しかも背景を知っていた場合、逆算して最適な行動が取れるじゃないですか。説明する手間はあるけど、結果として無駄な作業を減らせている気がします。

背景を知っていればなぜそうするのかが分かるしすり合わせも最小限

従来私は「説明が無いまま指示を出される」状況に対し、やる気なくすモードを発動していました。背景がないと、強制っぽく感じます。

でもなぜそうするのか?を理解した上でやると、強制っぽく感じないんですよ。なので私が指示を出す際は、できるだけ背景を伝えるようにしています。

背景が分かるとなぜそうするのかが理解できる

全然腹落ちしていないのに、やれ!って言われても、分からないですよね。お茶出しぐらいなら分かるけど、その相手がどんな人かまでは想像できません。

もしど偉い人だったら…?いや、子会社の社員かもしれない。お茶は3種類あるし、ペットボトルのお茶もあるぞ…。なんて事態もあるわけです。

そんなときに「取引先の人だから少しいい器を適温で…!」って言われたら、まぁなんとなく背景が分かりますよね。

細かく背景を伝える必要はなくて、なんとなくで良いと思います。ただお茶を用意して、って言われるより分かりやすいです。

自然とすり合わせも最小限になる

背景を説明する上で一番良いのは、すり合わせが最小限になることだと思っています。先の例で言うなら、「少しいい器」って表現がそうだなと。

めちゃくちゃ重要な相手ではないけど、そこそこ大事。相手への配慮は「適温」から伝わる…みたいな。ここを汲み取れない方も、中にはいるかもしれないけど。

指示出しをして一番ミスったなぁと思うのは、この理解レベルが釣り合っていないときなんですよね。「うわぁなんでこんなことに…!」って瞬間があるじゃないですか。

ニュアンスだと確かに個々の価値観が左右されるけど、よほど激しいことにならない限りは大丈夫です。何も背景が無いより、遥かに優しい世界だなぁと。

まとめ:指示出しをするなら細かくなくていいから理由が分かるように

おそらく多くの方は、背景を伝えるのが面倒だと思うんですよ。億劫だったり、そのくらい分かれよ!みたいな感じかと。

ただ意外とこのやり方に慣れると、逆にラクなんですよ。相手に期待して疲れることは無いし、お互いの意思疎通がある程度スムーズになって効率化かなって。