私の周りで、安売りせず質にこだわるのが良い!という話を聞きます。いや確かに質へこだわるのが良いんですけど、相手の価値を忘れちゃ意味ないですよね。
なんか周りでなにかに感化されて、私は安売りしない!みたいなこだわる方がいるんですよ。でも「ただ自分を高く見せているだけ」で、中身がありません。
いくら質にこだわっても初心者が上級者を超えることはできない
質にこだわれるのって、そこまで数をこなして経験値ある人だからできるわけですよ。初心者が質にこだわったところで、時間がかかりすぎて効率が悪いです。
まぁ初心者に限らず、相手への価値提供を忘れちゃいけません。相手が価値を感じなければ、残念ながらリピートにもつながらないでしょう。
自分を高く保つのは質へのこだわりじゃない
例えば7割くらいの注力で、サクサク生産を続ける人がいたとします。そういう人が質へ転向するなら、まだ分かります。力を残し続けているわけですからね。
だけど私の周りで「質へ注力する」って言っているタイプは、おもに2つに分かれます。よく理解していない人か、相手への価値を理解している人か。
例えばよく価値を知らない人に、単価高いものを提供し続けるなら分かります。ただその状態っていわゆる「釣り」ですよね。
相手が市場を理解し始めたら、すぐにリピートはなくなります。自分の価値を信じるのは勝手だけど、相手が価値を感じるかどうかは別問題です。
客観的な基準で自分の提供できるものを理解する
質を高めること自体は悪くないけど、主観じゃまるで意味ないですよね。相手がどう感じるか、という部分が現実なので。
どうも質を高めるのが良いこと!って考えている人で勘違いしているタイプは、「ラクして大きなリターンを得たい」と思っている気がします。
だから聞いていて、商売なめんなよ!って思ってしまうのかもしれません。まぁ私も言うほど商売を語れるわけじゃないですけど、少なくとも難しさは理解しています。
なので絵空事のように語っている人を見ると、なんだかなぁ~って思っちゃうわけですね。まぁ語られたら黙って応援するけど、二度はないです。
まとめ:ラクして大きくリターンを得たい!ってのは夢物語です
ふつうに考えて、顧客が「なぜあなたのサービスを利用するのか?他社じゃない理由は?」がスッポリ抜けています。
よほど自分に自信があるなら別なんですけどねぇ…。ふとそんな疑問を思った日でした。