とある企業さんの形態が変わるタイミングでお邪魔して、色々お話を伺えました。形態が変わるとスタッフからは大きな反発があったようです。
とはいえその形態を取り入れることで、大きなメリットがあるわけですよ。でも反発している方々の話を聞いてみると、かなり目先の話しかしていませんでした。
自分にとって提供している価値が全体に利益をもたらすかどうかは別
とくにとあるスタッフさんは、この時間帯に自分が定期的な利益をもたらしている。価値がある行動をしているんだ!という強い自負がありました。
とてもいいことなんですけど、やはり全体の方針に抗うことはできません。何かを得ようとする際、切り捨てることは確実に発生してしまいます。
自分の行動が利益を生んでいても全体から見れば小さなこと
私もこういうことが利益につながっている、と自信を持って考えていた時代があります。ただ全体から見ると、実際は少数の利益なんですよね。
見えているものが狭いし小さいので、確かに同じ考えは持てません。なので実際は仕方なく会社の方針に従う…といった状態でしょう。
この辺りは仕方ない部分ですよね。みんながみんな、方針を決定する方々と考えが同じなわけじゃない。むしろ同じだったら、もっと違う社会になっているレベル。
自信を持つのはいいんだけど、あまりに「全体への貢献度が大きい」と思うのは間違いです。なかなか難しい部分ですけどね。
まとめ:自分の行動によって得られる利益は割と小さい
私も個人で働くと、そこまで大きな利益は得られません。やはりみんなの協力が必要ですし、大事なのはその仕組みづくりだと思っています。
まぁ実際のところ、そうしないと自分の価値を見いだせない…といった側面もあるでしょう。