咳が長引くとしんどいですよね。最近のどかぜ引いちゃったのか咳が出てしまいます。
咳は、小さな子供からお年寄りまで何かしらの原因でみんなが悩まされるものです。
じゃ、咳はなぜ出るのでしょうか?そんな部分が気になったので、咳をしながらまとめてみようと思います( ˘ω˘)
咳の原因
何が原因で咳は出るのでしょうか。
咳とは、一言で表すと気道に外から入ってくる異物への防御反応と言われています。
異物は風邪のウイルスやほこり・煙など。
この異物が肺や器官に入らないようにするために咳が出ます。また他にも、気道にたまった痰を出すためにも人間は咳をします。
痰(たん)とは?
痰とは、気道を覆う粘膜がウイルスや病原菌などの異物をからめとったもので、それを外に出そうとして咳がでます。
通常は透明~黄色。細菌や白血球、粘液と混ざることで色が黄色や緑色になると言われています。ここでは詳しく言及しませんので参考程度に。
咳の種類
異物を外に出すために起こる咳には、種類があります。
またその種類は、咳が続く期間をチェックする事で原因を見分けることができます。
3週間以内
まず3週間以内の場合は主に感冒(風邪)といわれる、ウイルスが原因で起こる咳と言われます。
いわゆる風邪という症状は、喉・鼻などにウイルスが感染し咳が出ます。
器官がウイルスで炎症を起こし咳が出ると気管支炎となります。さらに肺に細菌やウイルスが入り込むと肺炎になります。
3週間以上
さらに3週間以上、咳が続く場合はウイルスが原因でない場合が多いです。
例えば、咳喘息。これは風邪の後に続いて起こる事が多く、朝方や夜中にしつこく咳が続きます。
また出る咳も風邪などのウイルスが原因の咳とは違い、痰がほとんど出ない乾いた咳が出ます。
喘息のような「ゼーゼー」「ヒューヒュー」といったぜん鳴はありません。
咳喘息は、喘息と同じのように気道に炎症が起こる事で気道がせまくなり色々な刺激で咳がでてしまいます。
またアレルギーを持っている人がなる事が多く、ダニやホコリなどのアレルゲンが咳発作の原因になると言われています。
疲労やストレスも要因に
他にも疲労やストレスが原因になる事もあります。
これは治療をしないで放置しておくと、気管支喘息に移行する事があるので注意が必要です。
また普通の風邪薬では効かないので、しっかり医療機関で診断を受け、治療をする事が大切です。
感染症の可能性も
他にも百日咳や肺結核などの感染症もあります。
風邪のウイルスとは感染源のウイルスが異なるので、咳が長引きます。百日咳は、特徴的な咳や長引く咳が特徴的です。
三種混合と言うワクチンが出てからは、百日咳も対象となったために患者数は少なくなってきているようです。
※現在は四種混合ですが、三種になる前は百日咳が入っていませんでした。
子供がよく感染しますが、最近では大人も感染してしまう事もあります。
治療には百日咳用の薬を投与しないといけないので、必ず病院での診察が必要です。
まとめ
このように咳が3週間以上続く場合は、しっかりと治療をしないといけないので咳以外の体調不良がない場合でも一度病院で診察を受ける事が重要です。
咳と一言で言っても、原因によって治療方法が異なります。
咳は体に何かしらの異常が起きているサイン。長引く咳には注意が必要です。
自分の体調は自分で管理し、必要であればしっかり診察を受け治療を行う事が大切です。
ではでは(`・ω・´)ゞ