うえのブログ

身の回りの気になった事を記事にすることが多いのですが、気付いたら雑学系が多くなりました。今のとこ一年以上は毎日更新しちゃってます(^o^)

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芽が出てきたじゃがいも…これって食べる事は可能?理由と食べ方とは

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じゃがいもをしばらく放置していると、たまに芽が出てしまう事があります。

 

じゃがいもの芽に毒が含まれるという話は有名ですが、果たしてそれを食べても問題ないのか?

 

てか、いちいち捨てるのは勿体無いし…できるなら食べたい。そんな方向けにまとめました( ˘ω˘)自身も含む。

 

適切に処理すれば食べる事は可能ですが、注意すべき点があります。

 

 

じゃがいもの芽による食中毒とその原因物質

 

芽が出てきたじゃがいもを食べた結果、食中毒になったという話はよく聞きます。

 

大抵はじゃがいもを食べてから20分ほどで症状が出てきて、吐き気や目まいや腹痛などの症状が起きるとされています。下痢や嘔吐などの症状もあります。

 

なぜ芽が出てきたじゃがいもを食べると中毒症状が起きるかと言うと、ソラニンという物質が関係しています。

 

神経に作用する毒性を持ち、中毒すると溶血作用を示し、頻脈、頭痛、嘔吐、胃炎、下痢、食欲減退などを起こす。

ソラニン - Wikipedia

 

いわゆる自然毒の一種であり、主に芽の部分に含まれています。

 

ですが芽の周辺や、緑色になった皮の中にも含まれています。つまり緑色の皮のじゃがいもを食べるのも、実は食中毒になってしまうのです。

 

ソラニンという物質の有害性と治療法

 

上述のソラニンという物質は、基本的にはナス科の植物の中に含まれています。

 

じゃがいもだけでなくホオズキの中にも含まれていて、中毒症状を引き起こす量は300mg程度と言われています。

 

ちなみに子供の場合は、30mg程度でも食中毒になってしまう事があります。

 

成人の中毒量はおよそ 200–400 mg、小児の場合はその約10分の1程度と推定されている

ソラニン - Wikipedia

 

そのソラニンという物質を大量に摂取するのは、大変危険です。上述のような症状どころか、昏睡状態になってしまう事もあります。

 

場合によっては死に至ることもあるので、注意が必要です。

 

大量に摂取した場合は、昏睡状態に陥り、死亡する場合もある

ソラニン - Wikipedia

 

万が一食中毒になった時には、胃洗浄や下剤などで治療される傾向があります。殆どの病院では、解毒剤などは使用しません。

 

じゃがいもの芽が出ても食べたい場合

 

上記のように危険な症状がありますので、芽が出てきたじゃがいもは食べないのが一番です。

 

暖かい所に保管されていたじゃがいもは芽が出てくる事も多いですが、食べるのは控えるべきではあります。

 

特に注意すべきなのは、やはり芽です。ほぼ毒が含まれていますから、決して食べるべきではありません。

 

しかし、食べる事は全くの不可能…というわけでもありません。危ない箇所を物理的に除去すれば、食べる事も可能なのです。

 

やや深めに芽を取り除く

 

具体的にどうすれば食べられるかと言うと、危ない所を深く取り除くようにします。「深く」という点がポイントです。

 

例えばじゃがいもの一部から芽が出てきているのに、その芽のぎりぎりの部分だけ取り除いた状態では、食中毒になってしまう可能性があります。

 

ソラニンという物質は、芽の周辺にも移っている可能性がありますので、芽を浅く取り除くのは禁物です。

 

そのため、若干深めに芽を取り除く方が良いのです。芽周辺のじゃがいもの身も、できるだけ慎重に深く取り除いてあげると良いでしょう。

 

緑色の部分には毒がある

 

ところで古くなったじゃがいもは、皮が変色してしまう事があります。正常な状態のじゃがいもは、やや黄色を帯びた茶色になっているでしょう。

 

ですが茶色のじゃがいもは、直射日光が当たる場所に放置しておけば、緑色になる事があります。

 

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https://gourmet-note.jp/posts/2965

 

その緑色の箇所は、要注意です。緑色に代わってしまった箇所には毒が含まれていますから、決して食べるべきではありません。

 

全体が完全に緑色になってしまったじゃがいもは、食べるのを控えるべきです。しかし一部分だけが緑色になった芋なら、食べる事は可能です。

 

緑色になっている箇所を慎重に除去してあげれば、物理的に毒が取り除かれるので食べる事は可能です。

 

ちなみに皮の部分も食べるべきではありません。緑色になった皮の中には、確実に毒が含まれています。緑の皮は捨てるべき。

 

なお緑色の部分を取り除く時も、やや深めにすべきです。緑になっていなくても、わずかに毒が含まれている可能性があるからです。

 

じゃあ加熱したら?効果的?

 

ところで毒を取り除くと聞くと、煮沸消毒がイメージされる事もあります。実際、毒によっては熱に弱いこともあったりします。

 

しかし、ソラニンにとってそれは誤解です。

 

そもそもソラニンという物質には、熱で分解される性質はありません。加熱処理してもあまり意味がないため、注意が必要です。

 

よほど高温であれば、若干は毒を減らす事はできます。170度を超えている油で揚げてあげれば、ソラニンを少しだけ減らせるとは言われています。

 

加熱するより水にさらすべき

 

熱を加えるよりも、むしろ水にさらしてあげる方が良いでしょう。いわゆる下処理として水に漬けておくのです。

 

ソラニンという物質は、水には若干弱い性質があります。水にさらすと毒を減らす事はできますので、やや面倒でも水にさらしてあげるのがおすすめです。

 

 

まとめ:じゃがいもの芽が出ても注意点さえ踏まえれば食べられる

 

以上の点を考慮しますと、どうしても芽が出てきたじゃがいもを食べたい時には、まず芽と緑色に変色した部分を深めに取り除きます。

 

その上で水にさらした上で調理すれば、食べる事は可能です。

 

年に一回、友人が北海道からじゃがいもを送ってくれるので、周りにも配りつつしっかり食べていきたいところですね( ˘ω˘)

 

 

ではでは(`・ω・´)ゞ