今は全然やらなくなりましたが、前はよく狭い庭で家庭菜園を楽しんでました( ˘ω˘)
夏になるとグリーンカーテンを目指してゴーヤを作ってたのです(リンクは美味しいゴーヤの見分け方です)。
ということで、その当時を思い浮かべて出てきたネタです。
作るようになったキッカケ
新卒時代の話ですが、節約をかなり意識してた時代があって。
スーパーによく出向いてたんですけど、これ野菜とか買わないで自分で作ったらいいんじゃ?と思ったのが最初です。
また併設している花屋で安く売られてるんですよね、苗が。
スーパーでもらえる発泡スチロールのトロ箱の底に穴を開けて、プランター代わりに使っていました。
肥料は生ゴミ
まともに揃えると結構お金がかかるのですが、肥料にはキッチンで出た野菜くずなどの生ごみを発酵させた生ゴミ堆肥を使います。
有機栽培にもなりますし、後は水と土くらいなのでかなり安上がりです。
※なんでも捨てるものを再利用しようと思ってたケチ精神から生まれたものです。
肥料の作り方
まず生ごみ堆肥を作る専用のバケツに、野菜くずや卵の殻・昆布とかつおのお出汁をとった後のだしがらとか。
他にも魚のあらや骨、コーヒー、お茶の出がらしなどを、糠に乳酸菌とかの菌を付けて発酵させたもの(ホームセンターで売ってます)をまぶして寝かします。
乾燥させたものと入れて、言ってみれば生ゴミを糠味噌漬けのように漬け込むのです。
専用のバケツというのは、余分な水分(これは水に数cc入れて薄めたものが速効性の肥料になります)が下に溜まって蛇口で出せるようになったものです。
このバケツがいっぱいになったら、庭に穴を掘って埋めます。
またはトロ箱の底に入れて土をかぶせる、そして1~2週間置いた後に野菜を植えると肥料買わなくても良いです。
メリット
単純に生ゴミを出さないのでゴミが減るし、ニオイでゴミ収集の日を気にしなくても大丈夫になりました。
ただ生ゴミを堆肥にすると少し扱いが難しいんですよね…季節や量によって間違えると酷いことになったりします。
庭に埋めるときは虫がわかないように穴を深く掘って埋め、土をかぶせて置きます。
数か月経つとほぼゴミの跡形もなく、素人目に見てもそれっぽく肥えた土になるから不思議です。
工夫した点とか
私は野菜くずが多かったので窒素分が豊富?とか、魚のあらや昆布とかつお節のだしガラなどを入れるとリン酸が増えるんじゃないか~とか。
キッチンゴミの段階で肥料の成分を考えていたりするようになりました。
(実際、魚や肉はあんま良くないみたいです)
この他にも庭の落ち葉とか雑草などもゴミに出さずに、庭の隅に積んでおいたりするのですが…その近辺でミニトマトなどを作ると元気に育ちます。
長年庭のあちこちに穴を掘って生ごみ堆肥を埋めていたので、もはや生ゴミから作られてると言っても過言ではないでしょう。
糠の活用も
生ごみ堆肥の他にお米屋さんで糠をもらって一緒に埋めていたのですが、この糠の効果もいい感覚があります。
トマトなどは同じ場所に毎年植えると連作を嫌うので、育ちにくくなります。
しかし糠と生ごみ堆肥を毎年埋めていると、同じ場所に植えてもわりかし平気でよく育ちます。
根拠は全然ありませんが糠と生ごみ堆肥で土が肥える上に微生物が増えて、病原菌や虫が寄ってこない環境になっているのかなーと当時は納得させてました。
まとめ
狭い庭なので、日当たりや風通しの良い場所は限られています。
野菜を育てる場所を変えるというのも無理があるし、これはとても助かっていました。
生ゴミ堆肥を作ってエコと個人レベルでのゴミの削減、野菜作りも楽しくなります。
まぁでも生ゴミ堆肥は扱いが難しいしめちゃ手間かかるし、専門家は微妙だって言うし…。
今ならぶっちゃけ腐らせちゃうだろうしかなり手間なので、ちゃんと肥料買うんだろうなぁ…と思う今日このごろ。
少しでも節約したいと思う方にはオススメかもしれません( ˘ω˘)
ではでは(`・ω・´)ゞ