当然と言えば当然…という話ですが。
思ったより自分にとっての当たり前って自分の世界にだけ通用することで、他人から見ればそれは全く当たり前じゃない。
色々と気付きながらも、この認識が結構弱いなぁ…と思う出来事があったので、自分への戒め的にまとめます( ˘ω˘)
当たり前と思うこと
例えばお互いの共通認識として「それは当たり前じゃん!」と思うことはあるでしょう、それこそ規律とか常識とか。
でも世の中で革新的な技術やアーティストが作り出すものって、意外とその人にとって当たり前のものを表現しただけだったりする場合があります。
この「自分にとって当たり前」と思うことは、そのままの認識でいると結構なすれ違いを生むと思うようになりまして。
思わずハッとした話ですが、自身の仕事や生き方も交えて例として書き出していきます。
働き方は人それぞれ「当たり前の押し付け」
まずこれ。仕事における働き方は人それぞれだけど、ややもすれば「やる気がある・ない」で見てしまいます。
私には配食サービスで独立をしている友人がおりまして、かつての経験から色々とアドバイス出来る関係にあります。
そこで先日友人とミーティングをした際、新しく入った期待できる新人さんの話で「能力は高いけどあまり働きたくないみたいなんだ~」と、友人が嘆いていました。
しかし違和感を覚えた私はその新人さんについて聞いてみると、なんとなく私と状況が似通っていることに気付きます。
つまり、仕事よりも大事なものを選択するため、仕事への力をある程度セーブしたい。そう見えたのでした。
当たり前と思う部分を強要すると、背景が見えなくなる
あ…きっと今の職場の先輩からはこう見られてるんだろうな。と、ハッとする瞬間でした。
(私は本業よりブログや販売を個人でやるほうが楽しいし、得るものが多いのでとても大事。仕事は任せてもらってる部分をやれる限りやるけど、優先順位は違う)
様々な状況があり、様々な理由がある。自分にとって「全力で働くのが当たり前」と先行していれば、お互いに「なんで?」となってしまいます。
先の例で言うなら、私はこんなアドバイスをしています。
- 相手がどう思っているのかを、ちゃんと確認すべき
- 事情があるならそれを出来る限り応援する
- かつ、応援するから出来る時は私の方も手伝ってねと伝える
- 足りない労働力は他の人を雇ったり、業務効率化など工夫をする
どんな事情であれ、その人がそうすると決めたものを拒否すれば決断は「退職」になるでしょう。
その兼ね合いを見て、応援できそうならする。無理なら残念だけど、退職をこちらから勧めるしか無い。
ちなみにある程度の信頼関係が出来ていれば、人は思ったより手を貸してくれる傾向にあると思います。
それに、もし退職という選択になったとしても突然の報告は最低限、避けられると考えます。こちらから「調子はどう?」って聞きやすいし、話しやすい。
疑ってみる当たり前という部分
とは言いつつも、目の前のやるべきことは最低限きちんとやるべきです。
ちょっと話が逸れますが、あくまで自分のやるべきことが明確で、それに向かって成すべきことが分かっている場合に「働き方は人それぞれ」が当てはまると思います。
じゃないと、その環境が違ってくる話になります。雇用形態とか、転職とか。環境を間違えているなら、自分の目的と合わなくて当然でしょう。
大事なことって、人それぞれじゃないですか。
自分に置き換えても、その大事なことは相手にとって「当たり前」じゃない。
分かっていながらも今回の話が出るまで、全くここに気付けていませんでした。
まとめ:当たり前じゃない、に目を向けると様々なことが見えてくる
ブログとかもそうですね。自分の過ごしてきた「当たり前」という経験を自分の言葉で語ると、他の人には新鮮に映ったりします。
この「当たり前」の厄介なところで、すれ違いをめちゃくちゃ生むくせに大きな可能性をも秘めてるんじゃないかって感じます。
なので、思っていても感じていても「当たり前」とうっかり思い込んでしまう事があるので、気をつけなきゃなぁーと思うのでした。
ではでは(`・ω・´)ゞ