うえのブログ

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じゃがいもの種類ってどんなものがある?特徴や味などから選んでみる

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料理に幅広く使うことができるじゃがいもは、単価が安いですし家計を助ける意味でも積極的に使っていきたい食材です。

 

ただこのじゃがいも、品種がかなり数多くありますよね。同じじゃがいもでも、種類によってそれぞれ特徴が違います。

 

名前は聞いたことあるけど…あんまり種類は意識したこと無いなぁ、とか。好きな食感はどの種類?や、料理で品種を使い分ける目安を知りたい…という方向けです。

 

 

特徴も合わせて選びたいじゃがいもの種類5つ

 

料理によって使い分ける必要性としては、例えばホクホク系ですと煮崩れしやすかったりします。

 

煮崩れしにくい種類もあれば、甘みが強い種類も。

 

あとは自分の好み次第ですが、それぞれに特徴と合う料理、種類を以下に書き出していきます。

 

1.やわらかい触感!定番の男爵

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男爵薯/男爵芋/だんしゃくいも<ジャガイモの品種:旬の野菜百科

 

数あるじゃがいもの品種中でも、男爵は最もオーソドックスでメジャーな種類といっていいかもしれません。

 

  • ホクホクした食感
  • 粉質が強め
  • じゃがいも特有の味と香り

 

その特徴は、なんといってもこれぞじゃがいもだと満足できるようなホクホクのやわらかい食感です。

 

食べた時に自然とホロっと崩れ落ちるような食感は、男爵の大きな魅力です。

 

加熱した時にホクホクとやわらかくなりますから、粉吹芋にして塩で味付けするだけでも十分美味しいです。

 

ただホクホクしていてやわらかくなりますから、どうしても煮崩れしやすいです。

 

そのためじゃがいもの形を保つことが重要だとされない料理、つまりポテトサラダやコロッケなどに向いている品種といえます。

 

スーパーなど多くの販売店で取り扱われていることの多い品種で、まずジャガイモを買うとなったら真っ先に検討したいのがこの男爵です。

 

2.煮崩れしにくいメークイン

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https://www.jrt.gr.jp/var/mayqueen.html

 

男爵と並ぶほどの知名度を誇るじゃがいもの品種といえば、メークインを忘れてはいけません。

 

丸々としている男爵と比べ、やや横に長い形をしているのがメークインの特徴です。このメークインには、男爵とは違って煮崩れしにくいという特徴があります。

 

  • 煮崩れしにくい
  • 粘質で舌触りがいい

 

男爵のように加熱した時にホクホクするわけではないものの、その分じゃがいもとしての形をしっかりと残すことができます。

 

じゃがいもとしての形を残すことができますので、カレーライスや肉じゃがのようなじゃがいもらしさを十分堪能したい時に向いている品種です。

 

じゃがいもを煮物で使う時は煮崩れさせないための面取りが必要ですが、メークインの場合は煮崩れしにくいので面取りをしなくても大丈夫です。

 

調理の手間が1つ省けるのは、とても嬉しいですよね。表面がツルツルしていて滑らかですし、煮物料理には男爵よりもメークインを使っていくのがいいです。

 

※もちろん好みに応じて使い分けるのが一番です。

 

3.クセは強いが味、舌触りがとても良いインカのめざめ

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https://www.rakuten.ne.jp/gold/dosanko/syouhin/532753/723125/

 

特徴的なネーミングに自然と興味をそそられるのが、インカのめざめです。

 

  • 栽培が難しく、希少
  • しっとりとした甘さで栗やサツマイモと例えられたりする
  • 煮崩れしにくい

 

インカのめざめはそれほど流通しないため希少価値があります。それだけにもしもスーパーなどで見かけたら、ぜひとも買っておきたいじゃがいもの種類です。

 

インカのめざめの特徴は、まるでサツマイモかと思えるような濃い黄色です。

 

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https://www.marutomo-chubu.com/vege-data/post_298.html

 

他のじゃがいもとは明らかに違う色をしていますので、じゃがいものように思えないかもしれません。

 

 

煮崩れしにくく、油を使った料理でも色が変質しにくいです。色を活かしてアイスやケーキなどにも相性が良いです。

 

4.とろりとした甘味がおいしいニシユタカ

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https://www.jrt.gr.jp/var/n23.html

 

長崎県や鹿児島県など九州地方で栽培されることの多いニシユタカは、加熱するととろりとした甘味が出るのが特徴のじゃがいもです。

 

  • 煮崩れしにくい
  • ホクホク感は少なめのやや粘質系

 

じゃがいもは北海道のイメージが強いですが、実は長崎県や鹿児島県でも栽培されています。

 

ニシユタカのように長崎県や鹿児島県のじゃがいもも北海道に負けないぐらい美味しいので、スーパーなどでみつけたらチェックです。

 

ニシユタカは加熱してマヨネーズをかけて食べたり、じゃがバターで食べたりすると美味しいです。また、長時間煮込む料理に適しています。

 

 

じゃがいもの甘さが好きだという人は、特に優先して選びたい種類の1つ。とても食べやすいです。

 

5.鮮やかな白色が特徴のスノーマーチ

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スノーマーチ | JAきたみらい

 

スノーマーチは、他のじゃがいもに比べるとまだまだ新しい品種です。

 

それだけに「そんなじゃがいもの品種があったの」と、思う人も多いのかもしれません。

 

  • 煮崩れしにくい
  • じゃがいも特有のクセが少なくほんのり甘い
  • 芽が浅く卵型で皮むきしやすい

 

スノーマーチの特徴は、その名前から連想できる通り雪のような白さにあります。

 

鮮やかな白色は加熱してもその色を失うことがありませんので、他の食材と対比して色味を出したい時に向いている食材です。

 

たとえばカレーライスにスノーマーチを使えば、色のコントラストによってとても美味しそうに見えます。

 

見映えがいいですから、SNS映えを狙って料理を作ろうとする時に使うのもありです。

 

また和食の定番である味噌汁の具に、スノーマーチを使うのもいいかもしれません。

 

味噌汁の見た目をよりいっそう引き立てるのに一役買いますし、味も見た目通りサッパリしていて美味しいです。

 

 

まとめ:じゃがいもの種類と特徴を選びながら役立てたい

 

じゃがいもはそれだけ家庭で活躍する機会は多いですが、上記で挙げたほどその種類にこだわる方は少ないと思います。

 

 

取り寄せ等も出来るので、気になる方は実際に食べ比べしてみるのもいいでしょう。上記の食べ比べは種類の割にキロ数が少ないのでおすすめ。

 

また、芽が出てきたじゃがいも…これって食べる事は可能?と気になる方はリンクを参照していただければと思います。

 

 

ではでは(`・ω・´)ゞ