大事な発表のとき、周りの視線が気になりお腹が痛くなる、汗が出る…。
そのような経験をしたことがある人は、多いのではないでしょうか。
しかしながら世の中には、まるで緊張という言葉を知らないぐらい大人数の前でも堂々と話せる人がいます。
この違いはなんだろう…?と気になったので、同じ疑問を持つ方に少しでも伝わればと調べてまとめることにしました( ˘ω˘)
緊張しない人の特徴3つ
元から緊張しない性格の人もいますが、その考え方を取り入れることによってうまく緊張をコントロール出来る場合があります。
そのため、まずは緊張しない人の特徴を知ることからはじめたほうが良さそうです。
緊張しない人の特徴を調べてみると、大まかに言えば3つ。
- 失敗や間違いを気にしない
- 自己評価がきちんとできている
- ほどほどのいい加減さを持っている
などが挙げられていました。
では、どのような心理でいれば、このような考え方ができるようになるのでしょうか。1つずつ詳しく見ていきながら、考えてみます。
1.失敗や間違いを気にしない
まずは1つ目、失敗や間違いを気にしない。
緊張しない人は、失敗しても間違っても大丈夫だと思っています。
大事な発表のときでも、少しくらい言い淀んでも大丈夫。資料を出す手順を間違えても大丈夫といった具合に、ハードルを下げているのです。
緊張しやすい人は?
反対に緊張しやすい人は、そのハードルを自分で高めている傾向にあります。少しでも噛んでしまってはいけない。
資料を出す順番からタイミングまで全て完璧でなくてはいけない…というように、何事もやる前からどんどんハードルを高くしてしまいます。
噛んでしまっては失敗してしまったと自分を追い込み、もう失敗できないとさらに自分を追い込むという悪循環に陥ってしまいます。
そしてそれがトラウマになり、次の機会にはさらに緊張してしまうことに。
ここに関しては思い込みもありますが、今まで絶対に10求めていたところを7や8でもいいんだと思うようにしてみるとよいかもしれません。
2.自己評価がきちんとできている
緊張しやすい人は、自分の評価を周りの評価と混同してしまっている方が多いようです。まず周りの評価というのは、自分ではコントロール不可能です。
自分がどれだけ頑張っても、周りの人がそれだけ全部を評価してくれるとは限らないですよね。
また、口ではあなたを評価しているように言っていても、結局のところ心の中は見えるはずがありません。
つまり、自分の正当な評価を周りの人にしてもらうというのは、存外難しいことなのです。
周りの人が評価してくれない、認めてくれないと、これ以上どう頑張ればよいのかとつい不安になってしまいます。
そして不安な心は緊張と密接な関係を持っており、より緊張しやすくなってしまいます。
では緊張しないためにどうすればよいのか
その答えは、自分の評価を自分でする。つまりは、緊張しない人の特徴である自己評価がきちんとできるようにすることです。
例えば、大きな発表を控えているとき。自分はそれまで、どれだけ準備してきたでしょうか。緊張しやすい人は、準備も積極的に頑張ります。
ただし、それでもまだ不足があるのではないかと考えてしまいます。
できることは全てやった、自分の発表の内容はきっと受け入れられると、自分で自分を認めてあげる。そして、発表後に、称賛される自分をイメージする。
自分に自信を持つことで、緊張しない自分になれることでしょう。目標を設定して達成することが何故良いのか?も参考になるかと思います。
3.ほどほどのいい加減さ
これは1つ目の失敗や間違いを気にしない、とも近いです。いつ何時も、10ばかりを求めるのではなく7や8でもよいと思うことが大事だということです。
緊張しやすい人は、選択肢を1つしか持っていません。というよりも、1つしかないと思いこんでしまっているのです。
→普段から発する言葉で、自分の選択を自ら狭めていないだろうか
例えば人生の中で選択を迫られることは、何度もあると思います。
そのときに選択肢を1つしか持っていない人は、いつでも完璧な間違いのないと思われる道を選んでしまうのです。
そこでなにかトラブルがあれば、選択肢の少なさゆえに慌ててしまい緊張してしまいます。
完璧を求めない
逆に緊張しない人は、常に完璧でなくてもよいという考えを持っています。
そのために選択肢もたくさん持っていて、たとえなにか問題があっても柔軟に対応できることが多いです。その余裕から、緊張しないようになるのです。
緊張しないためには常に完璧でいようとせず、少しレベルを落としてもいいからたくさん選択肢を持っておくことが重要だとわかります。
1つの道が行き詰まったら、他の道を行けるようにして心に余裕を持ちましょう。
まとめ:答えは十人十色だが、自分を追い詰めすぎないこと
緊張というのは人の心の問題であり、人の心は人間の数だけ存在します。その中に1つとして同じものは無いと思っています。
そのため、今回の記事の内容がタメになったという人もいれば、全くなんの助けにもならないという人もいると思います。
全ての人の助けになるというのは、とても難しいことです。そんな人でも、なにか1つの言葉だけでも心に響くものがあれば、それでいいなと感じます。
ではでは(`・ω・´)ゞ