あなたは、人と話すときに緊張するタイプですか?それとも緊張しないで普段どおりの自分が出せますか?
ちなみに私はかなりダメな方ですが、経験によりだいぶマシになりました( ˘ω˘)
ということで、得られた経験プラス調べたものをまとめてみようと思います。
人前で話すことと緊張
人と話す時に緊張すると、本来の自分を出せないばかりか焦ってよくわからない発言をしてしまったり、挙動不審になってしまったり...。
人と話すときは、普段どおりのリラックスした自分を出せたらいいですよね。
ここでは人と話すときに緊張してしまう方向けに、いくつかの方法・考え方をご紹介します。
1.自分を良く見せようとしない
人と話す時に緊張してしまう方は、他人には失礼の無いように人一倍気を使ってしまう性格なのではないでしょうか。
他人には失礼のないように接したい、自分を少しでも良く見せたいと思うことが緊張につながってしまうことがあります。
パレートの法則をご存知でしょうか?
よく例として挙げられる働きアリですが、いつもせっせと働いているように見えて8割程度のアリはあまり働かないか、働かずにただ遊んでいると言われるものです。
そこでこの8割の怠け者のアリを集団から排除して、せっせと働いている上位2割のアリだけの集団を作ります。
ところがしばらくすると、上位2割のアリの集団の中でもやはり8割程度がさぼり始めるのです。
これは、人間関係にも同じ事が言えます。
あなたのことを好きな人は2割、あなたの事を好きでも嫌いでもない人・あなたの事を嫌いな人は8割存在するのです。
あなたに無関心な人やソリの合わない人は、あなたがどう頑張っても必ず8割程度出てきてしまうのです。
ですので、あなたは全ての相手に気に入られようなどと過剰に気を使う必要はありません。
あなたのことを良く思ってくれる人は、必ず2割いるのですから。
2.気を使うより、頭を使う
「もっと気を使わなきゃ」「あれもこれもしてあげた方がいいかな」などと、人に対して常に気を使って緊張してはいませんか?
相手の顔色を闇雲に伺って、愛想笑いして、空回り。ストレスでいっぱいになってしまいますよね。
それが続くと人といると常に緊張状態なので、人付き合いが煩わしくなったり気疲れして、人と接するのが苦になったりしてしまいます。
そんなあなたは、気を使おうとするよりも頭を使うことを意識してみましょう。これは具体例を出すより、意識して行動したほうが効果的です。
そして頭を使うことによって、相手の言動に目がいくようになります。
今まで自分1人で試行錯誤していたのが相手に関心を持つようになり、理論的に戦略を立てることができます。
3.相手が触れていることをイメージする
好きな人とデートしたり、取引先の人と1対1で話すなど。どうしても緊張してしまう時にオススメしたいのがこの方法です。
あなたが相手と話している時、相手の体にあなたの手を置いて触れているイメージを持ってください。
あなたと相手が向かい合って立ちながら話をしているのであれば、あなたの手をグッと伸ばして相手の肩に触れているイメージをしましょう。
実際にやってみないとわからない部分かもしれませんが、不思議と緊張がほぐれてリラックスしてきませんか?
(個人差はあるかもしれませんが)実はこれは、潜在意識を活用したテクニックと言われています。
あなたが相手に触れていることをイメージすることで、潜在意識は「この相手とはとても親しい間柄なんだ。警戒や、緊張しなくて大丈夫」と勘違いします。
潜在意識が相手のことを親しい間柄だと解釈しているので、緊張もほぐれ、リラックスして話せるようになるのです。
4.大勢を相手に話したり発表するとき
大勢を相手にスピーチや発表をするときは、誰だって緊張してしまいますよね。
そんなときは、「自分の範囲」を大きく広げるイメージを持ちましょう。
具体的には、大勢を相手に話すとき、自分の立っている床も自分の一部であるかのようにイメージします。
それがイメージ出来たら、次は部屋の壁も自分の一部。
相手の座っている椅子も自分の一部、自分の今いる部屋も自分の一部...とだんだん「自分の範囲」を広げていきます。
最後は自分の立っている床を中心に、地球全てが自分の一部であるようにイメージします。
ちょっと難しいかも知れませんが、イメージできましたか?
イメージの仕方は個人差があり、自分がイメージしやすい方法であれば内容はなんでも構いません。
上手くイメージ出来れば、眼の前の緊張を引き起こしている事案は取るに足らないちっぽけな出来事。と割り切れるようになり、楽に話せるようになります。
5.場慣れする
それでも人と話すといつも緊張してしまう時は、思い切って場慣れ、つまり人と話す機会を増やして免疫をつけてしまった方がいい場合もあります。
人と話すときに緊張してしまい、それが苦痛で、無意識に人との交流を避けている場合。
場数を踏めば踏むほど、緊張しなくなります。場数を踏んでいくうちに、だんだん緊張することが減っていくのです。
場数を踏んで慣れれば慣れるほど、態度や話し方もリラックスして落ち着いた雰囲気になります。
自分が苦手なものに飛び込むのは勇気が要ります。しかし、あえて苦手だと感じたものをチャンスと捉えて前向きに取り組めればより自分の強さになります。
こちらに関しては苦手意識を持っているとそれだけで脳のパフォーマンスが下がる話という記事も参考にするといいかも知れません。
まとめ
社会人になると、常に人と話すことが多いです。
少しでもなにかの参考になればと思う限りです( ˘ω˘)
ではでは(`・ω・´)ゞ