うえのブログ

気になったこと、思い立ったこと、調べてみたことなどを書き留める場として使っています。

入浴や温泉で体を温めることによって得られる温熱効果について

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冬だけじゃなく、夏でもちゃんと快適に調整された温泉施設は十分に温熱効果を堪能することが出来るのです( ˘ω˘)

 

夏だと、暑いと言うだけで入浴の考えには結びつかないかもしれません。

 

しかしエアコンの風にさらされて乾燥しがち・冷えにつながりやすいので、本来は温めるべきと言われています。

 

もちろん冬は自然と体を温めようとするので、なおさら入浴は大変オススメされる部分です。

 

 

温熱効果とは

 

よく言われている温熱効果ですが、体を温めることによって血管が広がり血流が良くなります。

 

暑さに強く出来ている人体の特徴に言える部分ですが、基本的に人は冷えよりも温まることで様々な機能が活性化するようになっています。

 

体が冷えていると血液の流れが悪くなります。

 

すると日々体を構成する細胞に栄養を運びにくくなったり、老廃物を持ち帰る流れまで悪くなります。

 

以下では温めることによって生じる効果を、もう少し細かく書き出していきます。

 

免疫力が上がる

 

体温が上がると免疫力は5倍以上にアップすると言われているほど、体温と免疫力の関係は深いものです。

 

人体は36.5℃で正常な働きが出来るようになっていて、体温が1度下がると免疫に関わる白血球の働きが約30%以上落ちます。

 

また、エネルギー代謝も約12%下がり、外から取り入れた栄養を体温維持や運動力に変換する力が損なわれます。

 

つまり低体温の人が代謝低くて免疫力が弱い…と言われる理由やイメージはここから来てるものと思われます。

 

副交感神経を優位に

 

現代人は自律神経の乱れによる弊害が問題となっていますが、温熱による効果は副交感神経を優位にしてくれます。

 

※42℃以上で緊張・興奮の交感神経がONになります。

 

リラックス目的であれば40℃ぐらいの温湯が最適です。

 

豆知識的にですが、気温とお風呂の温度感覚の違いもあります。

 

がんにも効く?

 

温泉とは直接関係ないのですが、ハイパーサーミア(患部を42〜44度加温する療法)と呼ばれる療法があります。

 

42.5℃以上になるとがん細胞は生存率が極端に低下することがわかっています。

 

1.加熱による細胞の生存曲線

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アドメテック - がんは「熱」に弱い 

 

①や②の場合、時間が経過してもまだまだですが、42.5℃の③は極端に生存率が低下しています。

 

理由として、がん細胞は血管を拡張することが出来ないため、熱を得ても逃がすことが不得意だからとのことです。

 

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2.温熱療法の生物学的効果 - 日本ハイパーサーミア学会 

 

ただしがんもやられっぱなしではなく熱耐性ができるようなのですが、詳しくはリンク先をご覧頂ければと思います。

 

温泉が効果あると言うわけではないのですが、普段から体を温めることは大事なことですよね( ˘ω˘)

 

 

まとめ

 

私は温泉が大好きなのでその効果・効能は目を見張るものがあると思っています。

 

少しでも体を温めて、その効果を有効活用したいですね!

 

 

 

 

ではでは(`・ω・´)ゞ