うえのブログ

身の回りの気になった事を記事にすることが多いのですが、気付いたら雑学系が多くなりました。今のとこ一年以上は毎日更新しちゃってます(^o^)

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熱が出た時って氷枕が有効なの?体温が高い時に熱を下げることの意味

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多くの場合、風邪を引くと少なからず熱が出ます。

 

もちろん例外はありますが、ほとんどの場合は体温計で示す数値は普段よりも高いと思われます。

 

そんな時、氷枕などで身体を冷やそうとする方がいます。果たして安易に氷枕を使ってもいいのでしょうか?

 

そんな疑問に対して発熱の仕組みや氷枕で体温を下げる意味、効果的な使い方を探してまとめてみました( ˘ω˘)

 

 

氷枕を使ったほうがいい場合

 

基本的に使わなくても良いですが、あまりに熱が高いと使った方が良いです。

 

これが結論なのですが、なぜそうなるのかについては各項目を読んでいただけると理解が深まるはずです。

 

体が発熱する3つの仕組みとは?

 

熱を下げる前に、なぜ体が熱を発するのか。そもそも発熱しなきゃ下げることもしないですよね。

 

発熱には仕組みがあり

 

  1. ウイルスや細菌に対して
  2. 気温に対して
  3. 脳や神経に対して

 

この3つが発熱を引き起こしています。以下で詳しく挙げていきます。

 

1.ウイルスや細菌に対する発熱

 

最初にウイルスや細菌に対する発熱の仕組みです。その仕組みとは、細菌やウイルスが体の中に入ってきたり。

 

あるいはがんなどの腫瘍や、時にアレルギーの原因などが発生した場合、白血球はそれらを排除していきます。

 

※外因性発熱物質と言います。

 

その時に脳の視床下部という発熱をコントロールする場所へ体温を上げるよう指示します。厳密には内因性発熱物質を出します。

 

熱を上げた方が白血球の仕事がしやすくなるからです。指示を受け取った脳はそれに合わせて熱を作り、体が発熱するという仕組みになります。

 

2.気温に対する発熱

 

2つ目は気温に対する発熱です。

 

猛暑の環境で湿度が高く、気温も高いという状態で熱を外に出すことができなくなり、体に熱がこもることで発熱するというものです。

 

こういった時は熱中症になってしまう恐れがあるので、迷わず氷枕などを使用してもよいです。が、今回は話題がそれるので割愛します。

 

3.脳や神経に対する発熱

 

最後の脳や神経に対する発熱ですが、これは脳自体が病魔に侵され発熱をコントロールする視床下部が暴走している状態です。

 

脳炎や脳腫瘍で起こるのですが、上の二つに比べるとまれです。

 

このように風邪などを撃退するような発熱と熱がこもった発熱、そして脳の暴走による発熱が体の発熱する仕組みと言えます。

 

なぜ氷枕で体温を下げようとするのか?

 

氷枕で体温を下げようとするのは体力の消耗を抑え、病気に対抗する力をつけるというのが一番の目的となります。

 

確かに発熱は生体防御機構と呼ばれる、病気から身体を守る機能として白血球を活発にさせるのに重要です。

 

しかしその反面、食欲不振や睡眠障害・不安と言った症状や体力を非常に消耗させます。

 

なので、それらの症状を緩和させる目的で体温を下げることもあります。

 

逆にそれが原因となってしまい、白血球の能力が下がってなかなか風邪が治らない…という場合もあるのです。

 

効果的な使用方法は?

 

それでも氷枕を使用したいという場合、効果的な氷枕の使用方法を押さえておくとよいでしょう。

 

それは効果的な場所を意識して冷やすということです。

 

氷枕というとどうしても頭だけを冷やそうとしますが、首の横など太い血管が走っている場所を冷やすと冷えた血液が体をめぐり、効率よく冷やすことができます。

 

つまり、首の横にかかるように少し深めに氷枕を当てるということが効果的なのです。

 

また、余裕があれば同様に氷嚢などでわきの下や足の付け根(股関節)を冷やすとさらに効果的です。

 

ただ、前の項目でもお話した通り、白血球の効果を下げてしまうというデメリットもあるので注意が必要です。

 

発熱時に氷枕を使用する注意点

 

発熱時に氷枕を考えた方が良い場合というのがあります。

 

例えば高熱(38.5℃以上)が続き、食事や水分が十分に取れない場合は脱水の危険も出てきます。

 

こういった時は風邪以外の症状で体調不良が悪化する恐れがあるため、氷枕を使用することがあります。

 

注意が必要なのは2点。

 

  1. 白血球の活動を妨害してしまうことがあるため治りが少し遅くなる
  2. 悪寒で震えているのに氷枕を使うと、症状が悪化する可能性が高くなる

 

ということです。悪寒によるふるえは、体温調節中枢が設定している高い体温との差が大きい時に起こります。

 

そのため、骨格筋がふるえて熱を作っているのです。こんな時は氷枕をすぐに中止して毛布などで保温を行います。

 

また熱を作っている時はかなり体力を消耗させるので、氷枕よりも十分な休養と睡眠をとることが大切となるのです。

 

風邪の時に体温下げていいの?

 

基本的によほどの高温でなければ、下げない方が良いです。

 

ただ、状況に応じて下げる必要がある場合もあるので、可能であれば医療機関で相談することが望ましいです。

 

医療機関の見解で熱があってもきつくなければ、解熱剤やクーリング(氷枕などで身体を冷やすこと)は使わないほうがいいというものもあります。

 

が、鵜呑みにせず、まずは実際に相談することが理想です。

 

基本的には無理に熱を下げようと思わない方が良いかもしれません。熱を下げる事で体内にウイルスが生き残り、治るまでに時間がかかる場合があるからです。

 

 

まとめ:状況に応じて氷枕を使用すべき

 

熱を下げると気分が良くなり食欲も出る場合がありますが、その反面では風邪の原因と戦う白血球の機能も無視できません。

 

基本は氷枕で冷やさない方が良いとされていますが、気になる場合は医療機関を受診することが望ましいです。

 

ちなみに高熱を出してからじゃ遅いので、一人暮らしの病気対策にこれを備えるべきという記事もまとめています。

 

記事では一人暮らしですが、備えることはいつでも大切ですね。

 

 

 

ではでは(`・ω・´)ゞ