カット野菜は手軽に使えていいですよね~( ˘ω˘)
しかし何となく野菜は洗ってから使うイメージがあるもの。
中には洗ってからお召し上がり下さい、の表記がされているものもありますが、ここでは「洗わずにそのまま食べられます」と書かれている野菜を中心に書き出していきます。
※後半でも少し、洗わなくてはいけないカット野菜について触れています。
洗わなくても大丈夫な理由3点
いろいろとニュースを見ていて気になる記事があったので、自分なりにまとめてみようと思ったのでした。
スーパーマーケット研究家の菅原佳己さんは、大きく3つの理由を挙げています。順に書き出していきます。
1.丁寧に洗浄・消毒されている
過去にカット野菜は栄養が無い?添加物たっぷり?の真実を調べてみたという記事でも書いているのですが、カット野菜は丁寧に汚れや洗浄をしています。
野菜の表面についている雑菌を、低温管理された衛生的な工場で、行政の指導に基づいた殺菌、洗浄を行っています。ただ、皆さんが心配されるのはその洗い方。薬剤での殺菌後の影響が気になるところだと思います。
そう、人体への影響がかなり気になるところだと思います。しかしその際に使っている薬剤は、人体への影響が限りなく少ないもので消毒をしています。
「野菜を洗う際に使用している薬剤は”次亜塩素酸ナトリウム”です。水道水の殺菌に用いられているものと同じのもので、行政より使用を認められています。野菜の表面を殺菌することが目的であり、漂白するものではありません。また、保存料、添加物は不使用です。製造工程の最後に冷水でよくすすぎ洗いを行っており、塩素濃度は水道水レベルであることは確認しています」
以前カット野菜について調べた時、次亜塩素酸ナトリウムか次亜塩素酸水が消毒に使われている様子、という内容で書いています。
次亜塩素酸ナトリウムと次亜塩素酸水についてはウイルス対策に超有効!万能で安全な消毒水、次亜塩素酸水についての記事でどちらもまとめています。
2.コールドチェーン
あまり馴染みがない言葉かもしれませんが、コールドチェーンによって鮮度が保たれています。
コールドチェーン(英語: cold chain)とは、生鮮食品や医薬品などを生産・輸送・消費の過程の間で途切れることなく低温に保つ物流方式。低温流通体系とも呼ぶ。これにより、生鮮食品などの広域流通や長期間の保存が可能となった。
産地からスーパーまで一貫して低温管理がなされているのですね。
この技術によって広い流通と鮮度の高い保存が両立するようになりました。
3.つまり菌を増やさない工夫
少し話が変わりますが、ベビーリーフが入っているカット野菜は「水洗いをしてからお召し上がり下さい」の表記がなされている事が多いようです。
サラダ材料でおなじみのベビーリーフの中には、水洗いを促す表示が多いようです。ベビーリーフとは、野菜の新葉(幼葉)のことで、10センチぐらいの高さで収穫し、畑から摘んだままパッキングし、スーパーに並びます。葉はカットしていません。つまりこれは、加工品ではなく農産物。
畑から摘んだままの農産物、ということですね。
ということは菌を一度洗い去って、その後増えないようにするという工夫が出来ない状態なのです。
丁寧な洗浄で菌を限りなく少なくし、コールドチェーンによってその少ない状態を維持し続ける…どうやらこれがカット野菜の洗う洗わないで分かれている境目のようです。
まとめ
カット野菜は栄養が無い?添加物たっぷり?の真実を調べてみたでも書き出していますが、しっかり栄養もあるし鮮度が保たれているし野菜相場にあまり左右されない。
更に手軽と来たら、積極的に取り入れていきたいですね。
ちなみに1日に必要な野菜は350g!具体的な根拠と摂るべき理由(野菜ジュースも補足という記事でまとめていますが、カット野菜を併用しても必要量を確保し続けるのはなかなか困難。
冷凍野菜もストックしておくとかなりいいかもですね。補助的になら野菜ジュースもありです。
ではでは(`・ω・´)ゞ
このブログのまとめは、引用元であるレタスクラブニュース 記事の筆者・スーパーマーケット研究家の菅原佳己さんの見解を元に構成しています。