うえのブログ

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ファイトケミカル(フィトケミカル)とは?新たな栄養素として注目!

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ファイトケミカルという言葉を耳にしたことがあるという人も多いのではないでしょうか。

 

私もブロッコリーのスプラウトについて調べた時に言葉だけは知っていましたが、実際に調べてみると少し認識が変わります。

 

聞いたことはあるけど…具体的には一体ナニモノなの?という部分から、なぜ注目されているのかを合わせてまとめてみようと思います( ˘ω˘)

 

 

ファイトケミカル(フィトケミカル)とは?

 

ファイトケミカルとは植物に含まれる化合物のことをいい、健康に良い影響を与えてくれる物質として注目されています。

 

ファイトケミカルまたはフィトケミカル(英: phytochemical)は、植物中に存在する化合物であるとされる

ファイトケミカル - Wikipedia

 

これだけだとちょっとイメージしにくいですね。よく知られているファイトケミカルには、ブドウやブルーベリー、赤ワインなどに含まれるポリフェノールがあります。

 

ポリフェノールには強い抗酸化作用があり、アンチエイジングに効果的とされています。

 

そしてファイトケミカルは、全般的にこの抗酸化作用が強いとされています。

 

抗酸化作用について

 

抗酸化作用とは、老化の原因となる活性酸素を取り除く働きのことをいいます。

 

活性酸素は呼吸で取り入れた酸素が変化したものですが、紫外線などのダメージを受けることで大量に発生します。

 

活性酸素は肌細胞を攻撃するので、肌の老化を進行させます。

 

肌の水分を保持して潤いを保つコラーゲンの産生が鈍くなるので、肌が乾燥しやすくなり新陳代謝も乱れやすくなります。

 

活性酸素はメラノサイトという細胞を活発化して、シミの原因となるメラニン色素の発生を促す作用もあります。

 

そのため活性酸素が発生すると、シミやシワ、たるみなどが生じやすくなると言われています。

 

ファイトケミカルは植物が生き抜くための力

 

なぜ植物に抗酸化作用を持つファイトケミカルが存在しているのかというと、植物は厳しい環境の下でも生き抜かなければなりません。

 

身を守るために植物が自ら作り出した色素や香り、辛み、苦みなどに含まれる機能性成分がファイトケミカルです。

http://www.otsuka-chilled.co.jp/power/phytochemical/page2.html

 

強い太陽の光を浴びれば、強力な紫外線にさらされることになります。雨にさらされることもありますし、強い風が吹くこともあります。

 

そういった外部のダメージから自分を守るため、植物は抗酸化作用を持つファイトケミカルを作り出しています。

 

活性酸素のような有害な物質を無害化することで、自己の細胞を守ることができます。

 

そして太陽の光をたくさん浴びる地域で育った植物は、ファイトケミカルの量も多くなると言われています。

 

健康にも酸化は悪影響を及ぼす

 

また、活性酸素は美容だけではなく、健康にも悪影響を及ぼすことが分かっています。

 

例えば、活性酸素は心筋梗塞や脳梗塞の原因となる動脈硬化にも関わっていると言われています。

 

活性酸素とLDLコレステロールからできる過酸化脂質が動脈硬化の主因となり、私たちの脳や心臓を傷害するとされています。

http://www.sod-jpn.org/beginning/discuss_06_00.html

 

引用先は様々な資料を元にされています。

 

動脈硬化は血管の内側にコレステロールが付着して、血管が狭くなったり硬くなったりして血液が流れにくくなる状態です。

 

脳梗塞や心筋梗塞が起こると体に麻痺が残ってしまうこともありますし、最悪の場合には死亡することもある恐ろしい病気です。

 

悪玉コレステロールは血管にコレステロールを運んでくるのですが、活性酸素によって酸化されることでより血管に付着しやすくなります。

 

そのため活性酸素が多いと、動脈硬化が起こりやすくなるのです。

 

ファイトケミカルが注目を浴びる理由

 

その他にも活性酸素は、ガンや糖尿病、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、パーキンソン病など様々な病気に関係していることが分かってきました。

 

そういった研究結果もあり、強力な抗酸化作用を持つファイトケミカルが注目されています。

 

近年、このファイトケミカルの抗酸化力などが、生体調節機能に深く関わっているとしてクローズアップされています。

ファイトケミカルが今、なぜ注目されているか

 

少し健康に興味がある方なら三大栄養素、と聞けば「タンパク質・糖質・脂質」が連想されるでしょう。じゃあ五大、七大栄養素は?

 

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http://www.shizenplus.com/html/page20.html

 

今まで非栄養素と言われていたものが健康増進に大きく役立つことがわかり、七大栄養素と呼ばれるようになったとのこと。

 

ファイトケミカルは1○○○種類以上もある?

 

ファイトケミカルには色々な種類があり、その数はなんと1500種類にものぼります。

 

大きく分けると、フラボノイド系・カロテノイド・有機硫黄化合物といった種類に分類することができます。

 

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http://www.nyusankin.or.jp/health/health1-12.html

 

ポリフェノール系

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ポリフェノールはフラボノイド系のファイトケミカルの一種です。ポリフェノールには、アントシアニンやイソフラボン、フラバノール(カテキン)などがあります。

 

アントシアニンは、ブルーベリーやビルベリー、イチゴなどベリー類に多く含まれる紫色の色素になります。

 

赤ワインや黒米などにも含まれています。アントシアニンは目に良い栄養素としても知られており、眼精疲労を回復させる効果や視力を改善する効果が期待できます。

 

イソフラボンは主に大豆に含まれるポリフェノールで、女性ホルモンと似た構造をしていることから更年期障害を緩和したり骨粗鬆症を予防したりする働きがあります。

 

フラバノール(カテキン)は、緑茶やカカオに含まれています。

 

カロテノイド系

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カロテノイドにも、βカロテンやリコピン、ルテインなどの種類があります。

 

βカロテンはオレンジ色の色素で、ニンジンやカボチャなどの緑黄色野菜に多く含まれています。

 

免疫力を高めたり、皮膚や粘膜を正常に保つ働きがあるとされています。リコピンはトマトに多く含まれているのが有名な栄養素です。

 

ルテインはほうれん草やブロッコリーに多く含まれています。

 

ポリフェノールの場合には水に溶けやすい性質がありましたが、カロテノイドには油に溶けやすいという特徴があります。

 

そのため効率的に体内に摂り入れるには、油と一緒に調理するのがおすすめです。

 

有機硫黄化合物系

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有機硫黄化合物には、イソチオシアネートやアリシンといった種類があります。

 

イソチオシアネートはワサビやかいわれ大根などに含まれている辛み成分で、植物が虫に食べられないようにするために生み出したファイトケミカルです。

 

また、ブロッコリーのスプラウトに含まれるスルフォラファンも大変効果が高めです。

 

アリシンはニンニクに含まれる成分です。どちらも血流を良くする効果が期待でき、イソチオシアネートには肝臓の解毒作用を高める効果もあります。

 

 

まとめ:ファイトケミカルは新たな栄養素として注目されている

 

私も調べるまではファイトケミカルってなんか怪しいなぁ…と思ってましたが、実は七大栄養素として名を連ねているものでした。

 

栄養は人にとってなくてはならないものですが、抗酸化は少し意味合いが違います。

 

しかしそれでも健康増進に大きく関係するもの、ということで考えを新たに…といった内容でしょうか。

 

今後の研究にとても注目が集まります。

 

 

ではでは(`・ω・´)ゞ