2019/03/04更新
ラーメンとか食べてる時、鼻水出ませんか?
すすっているとどうしても出てきて邪魔…風邪引いてるわけじゃないのに。でもなんで?
そんな疑問を持ったところから、体の反応まで調べてまとめてみました。
鼻水が出るのは2つ理由があるらしい
いくつか調べてみると、大きく関係している部分で2つ理由が浮かび上がってきました。
1.湯気に対する防御反応
鼻は取り入れる空気をフィルターのように浄化する仕組みになっています。
鼻は肺や気管を守るために、吸った空気を十分に温め、加湿し、ウイルスや細菌、埃などの体内への侵入を妨害して、きれいな空気を肺に送り込むためのフィルターのような役目をしています。
そのため、湯気が鼻粘膜を刺激すると刺激から守ろうと鼻水を出す…という流れのようです。
湯気のように、高い温度と湿度を持つ空気が鼻に入ると、熱い空気が直接肺に入らないようにするため、水分を含んだ柔らかい鼻水が作られるとのこと。
湯気がそんなに刺激になるのだろうか?という疑問もありますが、熱い空気が肺に入らないよう…という下りはなんとなくわかります。
猫舌ついてまとめたこともありましたが、思ったより刺激になるものへの防御反応は自然と行われていますからね。
2.辛いものとかの刺激
例えばラーメンだと、コショウとか唐辛子とかですね。
コショウが鼻粘膜を刺激する場合もあるようですが、もう少し踏み込んだ記事があったので引用します。
辛いものを食べると、舌と胃粘膜にある辛味センサーが反応し、脳の中の『中枢自律神経線維網』というネットワークが反応します。すると、交感神経と副交感神経が両方とも活性化するのです
そう、自律神経が関わっているようなのです。更に詳しく書かれています。
交感神経の働きで、汗が出る。一方、副交感神経の作用によって、唾液や消化液、そして鼻水の分泌が増える。
辛さの刺激によって鼻水が増えるこの現象は「味覚性鼻炎」と呼ばれ、ラーメンのほかにも、カレーライス、スパイスが効いたスープや鍋などを食べたときによく起きるそうだ。
ちなみに個人差は大きく、人によっては汗だったり鼻水だったりするとのこと。
なんでだろ?と思ってましたが、鼻粘膜を保護する仕組みと自律神経が関わっていたんですねぇ。
自律神経はホント色々なところで関わってくるので、今後も調べる度に出てくるんだろうなぁと思います。
自律神経の乱れで引き起こされる6症状というのもありますからね、体の根源に関わる部分と思われます。
鼻水が一日に産生される量
更に調べていくと、鼻水の量がすごいんだなと改めて気づきます。
鼻水は、健康な人でも1日に2~6リットルが作られ、その約3割(0.6~2リットル)は鼻の後方からのどに流れ落ち、本人が知らないうちに無意識に飲み込んでいると言われています。これが後鼻漏(こうびろう)です。ですから、後鼻漏があること自体は病気ではありません。後鼻漏は、健康な方でも生じている生理的なものなのです。
おおう…こんな作られていたのか。しかも知らないうちにのどに落ちて飲み込んでいたんですね…。
ただ後鼻漏を調べてみると、実際の認知度としては流れ出る量が異常だったり粘性が強くてのどに張り付き、たんが絡んだ咳が出る…といった症状を指すことが多いようです。
まとめ:刺激に対する体の自然な反応
熱いものを食べる時に鼻水が出てしまうのは、湯気に対する体の防御反応!
後は刺激に対応する自律神経が関わっている…といったところですね。
今度から湯気での反応が強いのか、辛いものでの反応が強いのかチェックしてみようと思います( ˘ω˘)
ではでは(`・ω・´)ゞ