ホワイトボードのほうが好きなうえの(@uenoyou111)です( ˘ω˘)
どうもチョークは粉が苦手で…
関係ないけど、ふと同僚が黒板の話をしていて。
会話には参加していなかったのですが、そういや黒板っていうくせに深緑だよなぁ…と思ったので調べてみた話です。
多分、元々黒かったとか由来がブラックボードとかなんだろうな~とか思いましたが( ˘ω˘)笑
黒板のおはなし
黒板についてはあえて言及しませんが、みなさまお馴染みの学校で見かけるアレです。
実はこの黒板、日本工業規格(JIS)表示工場の許可をめぐって黒板工業連盟なるものが1952年に結成されています。
今では全国黒板工業連盟という名前になっています。
黒板の歴史
全国黒板工業連盟に掲載されている黒板の歴史という部分を見てみると…
1867年
明治時代に、日本で黒板の原点ともいえる「塗板」が誕生、主に寺子屋などで使用されますが、黒板より掲示板に近く小さなものでした。
これが一番最初の原点とも言えるものですね。しかしこれは現在の黒板とは違う模様…。
1872年
明治5年、日本で初めての学校制度のスタートと同時にアメリカから「ブラックボード」が大学南校(東京大学の前身)の教師であったアメリカ人のスコットによって日本に持ち込まれました。
ここに来てやはり…ブラックボードなるものが現れます。
1874年
明治7年、日本で新しい授業制度がとられはじめ、明治10年頃には全国に黒板が広がりました。名前も「ブラックボード」からそのまま翻訳されて「黒板」に変わりました。
まんまじゃないですか(゚∀゚)
これが今日迄の黒板を象っていくわけですね。これ以降の歴史に関しては上記リンクより辿ってみて下さい。
黒背景がみづらい
緑に置き換わった理由ですが、全国黒板工業連盟の北村勝也さんに伺った内容がありました。
なぜ緑が使われ始めたのか、はっきりした理由はわかりません。緑には心が落ち着く効果があることや、目が疲れにくいと言われていることと関係があるようです。
中略
最前列の子どもの机は教卓にくっつくくらい前に出ていました。最前列の端の方だと、窓からの光が黒板で反射して黒板が光って見え、文字が読めなくなってしまいます。黒よりも緑のほうが光の反射を抑え、チョークの白い字が見えやすいので、緑の黒板が普及していきました。
確かに黒背景は見づらい。真っ黒よりは、灰色の方がいいですもんね。
そしてこちらによると緑の方が光の反射を抑えていたとのことです。
今では簡単に自作できちゃう?
こちら
ライト黒板製作所の「木製黒板」の製造工程を参考にしますと、木製パネルに黒板塗料を塗装するようです。
(こちらではカーテンレール塗装というものを紹介しています)
一般的には吹付塗装を行うようで、黒板スプレーなるものも市販されています。
このスプレーを使って自分で制作されてる動画とかもあります。
もっと難しいのかと思ったら、意外と簡単に出来ちゃうんですねぇ。
未来の黒板「インタラクティブ・ホワイトボード」
黒板とありますが、いわゆるでっかいタブレットです。
未来と言うか、普通にもう販売もされていて徐々に浸透しつつあるようです。
2016年8月末に発表された文部科学省の調査では、電子黒板は全国の公立学校に10万台以上配備され、普通教室の5教室に1台は電子黒板が配備されている。
とあるぐらいなので、全く学校と関わりがない私は分からないですが…お子さんがいらっしゃるご家庭は既に見たことあるような代物なのでしょーか…。
もう板書も古い時代に切り替わりつつあるのでしょうね( ˘ω˘)
まとめ
黒板写し取るのすごい嫌いだったんですよね~、中学校で目の当たりにしましたがそのとおりに書き写さないとノート提出で減点という…
自分の覚えやすいように書いたほうが絶対忘れないのに( ˘ω˘)
書くことで覚える、というのもありますが…時代の変化と共に色々なカタチで学ぶ事が出来るようになるんだろうなぁと思ったりします。
ではでは(`・ω・´)ゞ