意外と歴史深いフルーツ、梨…( ˘ω˘)
日本では梨が食べられ始めたのは弥生時代頃と言われていて、遺跡から種子が見つかっているそうです。
そして梨と言えば洋梨には無い独特のシャキシャキ感…気になったので調べたついでにまとめてみました。
独特の食感を生み出す石細胞とは
和梨にはリグニン、ペントザンなどが蓄積して作られる石細胞(せきさいぼう)が多く含まれています。
細胞の細胞壁にリグニン、ペントザン、結晶化したセルロース、シリカ(プラントオパール)などの物質が蓄積し石のように硬くなったもの。細胞壁が厚く発達し木に近い状態に変化(木化)しており、細胞自体は死んでいる場合が多い。
梨だけではなく、多くの植物の皮に含まれています。
野菜や果物の皮の部分に多く存在するが、ナシ、フェイジョア、釈迦頭、マルメロなどは果肉に多くの石細胞を蓄積している。植物の表面に存在する石細胞の役割は組織を固くし保護する為といわれているが、ナシの果肉に存在する石細胞の役割はよく分かっていない。
通常は保護する目的とされていますが、梨の場合はよく分かっていないそうです。調べてみても、なぜ良く分かっていないのかは見つけられませんでした。
整腸効果が見込める
石細胞は難消化性のため、体内では食物繊維と同じ働きをします。
石細胞は人間の胃腸では消化されず、腸を刺激し便通を良くする効果があるといわれている。
また、石細胞だけじゃなく梨に含まれるのどの消炎に効果があるとされるソルビトールも整腸作用があると言われています。
梨にはソルビトールという糖質の一種が含まれています。このソルビトールは水分を吸収し、便を柔らかくしてくれます。
ただ、過剰摂取しちゃうとお腹を下してしまうようなので、そこは要注意ですね。
そこまで梨を食べることも無いと思いますが(;˘ω˘)
まとめ
あのシャキシャキ感は木に近い状態まで変質した石細胞によるもの。
しかもその細胞は整腸作用がある…梨は水分も多いし、便秘解消にいいみたいですね( ˘ω˘)
ではでは(`・ω・´)ゞ