うえのブログ

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砂糖って実はたくさん種類があるの知ってる?精製度で呼び名が変わる

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2019/03/02更新

例えば三温糖、黒砂糖、上白糖、グラニュー糖…身近にあるのでもたくさん種類がありますよね。

 

この種類って、具体的に何が違うか知っていますか?

 

栄養分、ミネラルとかちょっと違うのかなーぐらいでしたら、改めて勉強するとより生活に役立てる事ができます。

 

この記事では砂糖の精製度と栄養、種類についてかんたんに知れるようまとめています。

 

 

原料から原料糖が出来るまで

 

身近にあるのでイメージは容易かと思われますが、原料は主にサトウキビやサトウダイコン(テンサイ)で主成分はショ糖(スクロース)です。

 

砂糖が出来るまでの動画を貼り付けておきますので、興味と時間がある方はご覧下さい。

 

 

大体の流れはこの動画を見ておけばバッチリです。それよりも読み進めたい方は、画像でのご紹介。こんな流れになります。

 

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サトウキビから原料糖 : 大日本明治製糖株式会社

 

収穫したサトウキビを細かく砕き、潰して絞り汁を取ります。水分が多く、しぼりたて時点ではほんのり甘いぐらい。あと青臭いようです(;˘ω˘)

 

絞り汁の上澄みを熱して水分を飛ばせるとこまで飛ばし、砂糖の結晶を作ります。

 

遠心分離機を使い、糖蜜原料糖に分けます。こうして加工前の砂糖が出来上がります。

 

糖蜜

 

粘性もあり、ちょっとびっくりするぐらい黒っぽい色をしています。

 

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糖蜜 - Wikipedia 

 

ちなみに糖蜜って言うぐらいだから甘いんでしょ?というイメージが先行すると思いますが、苦いそうです。

 

だって、素人が「糖」や「蜜」という漢字を見れば、どう考えても「甘いモノ」しか連想しないじゃないですか。でも、砂糖の世界の蜜(糖蜜)は、実際に舐めてみると苦いんですからビックリ。

砂糖の世界も複雑だった|鰹節 伏高

 

この苦味、いわゆる黒砂糖の独特な味わいの元になっています。その為、精製して雑味を取り、どんな料理にも使えるようにしていくのです。

 

原料糖

 

原料糖は茶褐色で、砂糖の純度97.5%ぐらい。ここからこの不純物を取り除いて行くと白い砂糖になります。

 

原料糖はこんな感じです。

 

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新光糖業株式会社||製品案内

 

別名、そとう【粗糖】とも呼ばれます。

 

これからこの原料糖を精製する時と同じ工程を何度も繰り返し、もう取り出せないよ!ってぐらい搾り取ります。

 

この原料糖を元に精製を行っていきます。

 

その詳しい種類に関しては長くなりますので次のページでご紹介します。