本日は定期券を忘れてしまいました、うえの(@uenoyou111)です( ˘ω˘)
定期券を忘れたことで久々に切符を買ったのですが、そういやお金の投入口って縦か横かに分かれてるのはご存知ですか?
なんとなく知ってるという方も多い豆知識です。わたくしもコインの識別にかかる時間、というのを聞いたことがありました。
でも今日は縁があるみたいだし、どうせだからちゃんと調べてみようと思った次第です。
( ˘ω˘)(定期を忘れて1600円余計に払ったネタ昇華ではございません)
入れやすさが前提
まず向きに関しては「硬貨の入れやすさ」を前提に取り付けが行われています。
しかし縦向きと横向きどちらが入れやすいかは、ちゃんとした根拠が無いそうです( ˘ω˘)えっ
なので、向きに関しては次の理由で決まります。
真贋を見分ける識別器の存在
券売機やジュースなどの自販機は入れられた効果が偽物なのか本物なのか識別する機械が取り付けられています。
通過する間にセンサーがサイズを計測、磁力で素材や重さを計測します。
硬貨の場合、傷であったり表面の汚れで規定に達さないと弾かれちゃうので、戻ってきた場合は傷や汚れを疑うと良い様子。
この識別器が、縦横によって性能と大きさが変わります。
縦向きの場合
縦向きのものは硬貨が転がるので速度が出ます。
つまり券売機等の行列が出来やすい所で少しでも早く購入してもらうため、こちらを導入されているんだとか。
ただ転がすためにはある程度の傾斜と長さが必要になり、その分の奥行きが取られます。
そしてスピードが出るので、高性能なセンサーを使わないとうまく読み取りが出来ません。
速やかに購入してもらう目的なので、連続投入されても正確に読み取るセンサーが必要となります。
つまり、縦向きの投入口はスピードがあるけど場所を取って高いという贅沢な識別機になります。
横向きの場合
横向きだと硬貨を転がすことが出来ないのでスピードが出ず、小型で安価なセンサーを利用することが出来ます。
奥行きが取られないのでスリムで扱いやすく、ドリンク自動販売機等の行列ができにくいものに採用されます。
だから切符とかの券売機は連続投入しても正確に読み取るけど、自販機の場合は一度に硬貨を入れると読み取れなくて戻ってきちゃうんですね。
速やかに購入してもらうことが目的ではないので、少しでも庫内のスペースを確保すること。
少しでも設置コストを下げて色んな人が利用できるようにすること、という理由から横向きの使途としては相性抜群ですね。
自販機の売り切れランプ
ついでに自販機の話題でちょっとした豆知識もありました( ˘ω˘)
売り切れランプってありますよね?
これ、売り切れだよって光っても実は庫内に1本残ってるんです( ˘ω˘)
こちらに記載されておりますが、補充後でも速やかに冷やされた商品が買えるように配慮されているからです。
補充した直後でも冷えるのに2~3時間はかかるそうですからね…なんと細やかな配慮。
※稼働が高い自販機では2~3本ほど入ってるところもあるようです。
ついでに撮影
んじゃ外に出るついでに寄り道して色んな投入口を見てきますか( ˘ω˘)
駅の券売機
ホームの自販機
コンビニのコピー機
ゲームコーナー
これ縦向きだけど、ちょっと違う気がする。縦になってるだけで構造は横向きと同じ感じがします( ˘ω˘)
あと撮影してませんが、ガチャガチャなんかは硬貨入れた後に回すのでちょっと仕組みが違う感じ。
あとタバコ臭くて一瞬で出ちゃったのですが、スロット機。
これは見た目横向きでしたが多分、縦向きと同じ感じがします。めちゃくちゃ入れてる人が居たけど速やかに計測されてました。
まとめ
色んな投入口があるけど、ちゃんと理由があるんだと分かるとちょっと見方が変わりますよね。
だからと言ってなんなんだ、ぐらいなものですが(笑)
自販機に限らず、ある一定の理由からバリエーションも豊富なんだということに寄り道して気付きました。
日常にこんな小ネタが隠れてるかと思うと、気になって夜もおちおち眠れません( ˘ω˘)スヤッ!
ではでは(`・ω・´)ゞ