市販で売られているヨーグルトには、様々な効果があると言われています。
しかし私もなんとな~くでしか知らなかったので、今回改めて調べてみることにしました。
なかなかに奥深いヨーグルトの種類…効果を知って、ダイエットとか健康維持とか役立ててみましょう( ˘ω˘)
市販のヨーグルトの種類と効果
主に手に入りやすい部分を考慮し、市販のもので選んでいます。
それぞれリンクも載せるので、そのままお値段等の参考にして頂ければと思います。
1.明治・ブルガリアヨーグルト
ロングセラーの明治ブルガリアヨーグルトは、日本初のプレーンヨーグルトとして1971年に発売されました。
LB81乳酸菌という種類が入っていて、主に2つの効果を持っています。
1つめは腸のバリア機能を高める抗菌ペプチドという成分を増やし、腸そのものの保護力を高める事につながります。
ストレスや老化などで腸の働きが弱まってしまいますが、それを防止するのに役立ってくれるというわけですね。
2つめは腸の免疫細胞に働きかけて、体の免疫力を高めると言われています。
腸内フローラが正常なバランスを取ることで、免疫細胞にも働きかけて健康を保ってくれるとも言われています。
研究では継続摂取することで便通が改善したという結果も出ていて、お通じの改善にも期待できる種類ですね。
2.グリコ・BifiX(ビフィックス)ヨーグルト
乳製品でおなじみのグリコのヨーグルトで、トクホではなく機能性表示食品です。私はこの種類が結構好きです。
ビフィズス菌BifiXという菌の種類が入っていて、生きて腸まで届いておなかで増えるとしっかり明記されています。
ビフィズス菌は乳酸菌の中でもよく知られていて、整腸作用に優れているのが特徴です。
BifiXのビフィズス菌は酸に負けない丈夫なタイプですから、生きたまま腸まで届きやすいです。
腸内のビフィズス菌が増えることで腸内環境を整えたり、お通じの悩みを改善してくれると言われています。
グリコの研究では、摂取した数の約10倍以上にも増殖したという結果が出ています。
また、ヒト臨床試験では内臓脂肪が減ったという結果も出ていますから、肥満防止にも役立ってくれる種類でしょう。
3.雪印メグミルクヨーグルト・ナチュレ恵megumi
雪印メグミルクのヨーグルトで、ストレスフルな現代人のことを考えて作られている種類です。
ガセリ菌SP株とビフィズス菌SP株という2種類の乳酸菌が入っています。
ガセリ菌SP株は多くの日本人の小腸にいる乳酸菌で、他の乳酸菌よりも長く腸の中に留まっていられます。
内臓脂肪を減らしたりコレステロールを下げたり、免疫力を高めたりなど、健康維持に役立つと言われています。
ビフィズス菌SP株は大腸に働きかけて、腸の機能を高める働きを持っています。
小腸と大腸の両方に働きかけることで、健康な体を維持しやすくなっている種類です。
4.ダノンビオヨーグルト
ダノンビオはトクホではなく機能性表示食品で、おなかの不快感を和らげる働きがある種類です。
生きたまま腸まで届きやすい独自の高生存ビフィズス菌BE80、という種類が入ったヨーグルトです。
実はビフィズス菌というのは意外とデリケートで、胃酸や胆汁酸の影響を受けやすく、なかなか生きたまま腸にたどりつけません。
その点、ビフィズス菌BE80は様々な研究が行われて、生命力が高く酸に負けずに大腸まで届きやすくなっています。
お腹のガス、張り、ゴロゴロしたり違和感を感じたりなど、現代人の多くがおなかの不快感を感じています。
これら4つの不快感を緩和してくれて、便通を良くするサポート効果にも期待できる種類ですね。
5.明治プロビオヨーグルト R-1
赤いパッケージでおなじみの明治プロビオヨーグルトは種類も豊富で、ドリンクタイプも人気があります。
継続するにはちょっと高いけど、効果はとても高いなんてイメージがあります。
乳酸菌1073R-1株という種類が入っていて、体の免疫力を高めるのに効果があると言われています。
NK活性増強効果が見込まれていたり、風邪を引きにくくなったり、インフルエンザ予防などの可能性が秘められています。
人間には細菌やウイルスが入り込んだら、やっつけて体を健康に保つ免疫システムというものがあります。
その免疫システムに大きく関係しているのがNK細胞で、他の免疫細胞よりもパワフルなのが特徴です。
乳酸菌1073R-1株という種類はNK細胞を増やすのに役立ってくれるようで、体の免疫力を高める効果に期待できます。
6.明治プロビオヨーグルトLG21
青いパッケージでおなじみの、R-1ヨーグルトと共に明治の人気商品です。
LG21乳酸菌という種類が入っていて、他の乳酸菌とはちょっと違った働きをしてくれます。
乳酸菌は通常腸で活動しますが、LG21乳酸菌は胃の働きを高める作用を持っています。
胃酸で死滅せずに胃の中で増殖して、長時間胃の中で活動することが出来る強い乳酸菌です。
胃の調子が良くなったり、胃がんや胃潰瘍などを引き起こすピロリ菌にも作用してくれます。
明治の研究では、LG21乳酸菌がヘリコバクター・ピロリを抑制するという結果が出ています。
日本人の半分以上がピロリ菌を持っているとも言われていますから、ヨーグルトで対処できるなら大助かりな種類です。
7.森永・ビヒダスヨーグルトBB536
酸味が少なく、まろやかでおいしいと人気の森永乳業のヨーグルトです。
ビフィズス菌BB536という種類が入っていて、これを発見したのは森永乳業です。
長期間の研究開発を重ねただけあって、酸や酸素に負けずに生きたまま腸まで届いて多機能なのが特徴です。
腸内環境を改善してお腹の調子を整えたり、便通の悩みにも効くと言われています。
大腸の細胞を保護してくれて、0-157の感染予防や免疫力全般の向上に役立ってくれます。
免疫細胞のバランスも整ってきますから、花粉症などのアレルギー予防にも期待できます。
腸内でカルシウムが吸収されやすくなりますから、骨密度を高めて丈夫な骨を作るサポートにもなります。
成長期の子供の骨を丈夫にしたり、骨粗しょう症予防などに役立ってくれます。
また、他の種類と違ってサプリでの摂取も可能です。
他の種類と違い、ビヒダスに入っているBB536は長く研究されていて効果も様々なデータが揃っています。
ヨーグルトでの摂取が難しい場合、サプリという形で手軽に継続的に摂取が出来る選択はとても嬉しいですね。うーん悩ましい…BifiXから乗り換えようかな…。
まとめ:取り入れたい機能と自分に合ったヨーグルトの種類を選ぼう
実際に調べてみると、ちょっと抜き出すだけでもこんなボリュームになります。
なのでほんの一部ですが、自身が取り入れるべき機能を選択しつつ最も継続しやすい種類を選ぶのが良いですね。
味とか、相性とかもあるようですし。あと過度な期待もしてはいけません、これで病気治るとかそんな効果は食品じゃ難しいと思われます( ˘ω˘)
ではでは(`・ω・´)ゞ