まぁ別腹はよく経験します( ˘ω˘)うえの(@uenoyou111)です。
自然と使ってしまう別腹ですが、胃は一つのため本来別腹は存在しません。
しかし、いざ満腹感で満たされた状態でも自分の大好きなものであればすんなり食べられてしまう…
これをちょっと調べてみました( ˘ω˘)
別腹と「感覚特異性満腹感」
人は同じ味のものを食べ続けると飽きてしまいます。
この現象を「感覚特異性満腹感」と呼びますが、別腹について以下の実験で色んな種類を食べたほうが食べる量が上がるという結果が出ています。
ラットに30分間同じ風味の餌を食べさせ続けると、しばらくして食べるのをやめてしまいます。ところが、その後で別の風味の餌を与えると、また食べ始めます(le Magnen, 1956)。これと同じ現象がヒトでも起こることを、ロールズら(Rolls et al., 1981)が検証しました。ロールズらは、被験者がサンドイッチとヨーグルトを食べる量を調べ、4種類のサンドイッチが用意されているときや、風味が異なるヨーグルトが4種類あるときの方が、種類が少ないときよりも食べる量が多くなる、という結果を得ました。
違う味を次々に口に入れることで、感覚特異性飽和が起こりにくくなり、食べるという行動が停止しなくなるわけです。
甘みが強い食事というのは多くなく、一般的には塩味、酸味、旨味がメインになると思います。
その時にこれらの味に感覚特異性飽和が起きてしまいますが、甘みはまだ飽きていないため食べられます。
もうちょっと噛み砕いてメカニズムを見ていきます。
別腹のメカニズム
コンビニに立ち寄り、つい甘いものを買ってしまった時。食事でお腹いっぱいになっても甘いものが目に入ります。
すると脳が「これは美味しい、食べるべき!」と指令を出します。
(脳は快不快や、美味しかった味でさえも記憶しています)
中枢は同じ味に対して満腹情報を出すため、塩味、酸味、うま味には満腹情報が出されていても、甘味はまだ満腹情報が出ていないことになります。つまり、デザート類は甘味の要素が強いので、別腹として食べられてしまうというのです。
更にこの時、オレキシンというホルモンが分泌され、胃の内容物が小腸へ送られることで胃の上部にスペースが出来上がります。
オレキシンはラットの脳に投与すると、胃を緩めて小腸に内容物を送り出すことによって、内容物の充満した胃に新たなスペースを作るといわれています。つまりは『別腹』スペースをホントに作るのですね
ホルモン分泌により胃が活性化、積極的に食物を送り出すというところですが…多少無理やり押し込んでる感は否めません( ˘ω˘)
しかし栄養面からも、偏った食事になると不足分を補おうと欲するのは自然な働きかもしれません。
別腹を作り出すのはそれなりに体への負荷がかかっているので、出来れば栄養をまんべんなく摂って満足させたいところ。
砂糖依存している場合も…
私自身も大変経験があるのでよく分かるのですが、甘い物って自然と笑顔になれますよね。
この時脳内ではドーパミンやセロトニン、ノルアドレナリンなどの神経伝達物質が分泌されています。
疲れた時やストレスを感じた時に繰り返し摂取しているとこの働きが甘い物→癒やし・幸福感と脳が勘違いするようになり、中毒的に欲するようになるという流れです。
依存症となると日常生活に支障が出る程になるので、こちらはあくまで目安です。
別腹で食べちゃうのを防ぐには?
食後の甘いものがクセになっていると、なかなかすぐには切り替えが難しいです。
ただいきなり全面禁止とするとストレスが溜まるので、少しずつ減らして少しずつ体に良いものへ変更していくと結果的に栄養バランスは整うかと思います。
こちらの記事が体が満足する食事のポイントとして分かりやすくまとめてあります。
ついつい美味しそうなおやつがあると手にとってしまいますが、続けると出費も割とかさむので防げるに越したことはないですね(;´∀`)
まとめ
わたくしの場合、今までずっと外食生活だったんですね。
時間が無いことを言い訳にストレス発散も兼ねてほぼ毎日外食でした(;´∀`)
その時は無性に食後のデザートを欲してたので、やはり外食だと栄養バランスが悪いんでしょうねぇ。
今年に入ってからは全部自分で作ることにして、極端すぎるぐらい外食しなくなりました。
自分で作る場合は割と品数を意識するので、そういえば甘いものを全然買わなくなったなぁと。
しかも、自然とほしいときはフルーツを選ぶようになったので…やはりバランスは大事なんだなぁとまとめてて実感しました。
運動する時間もちゃんと捻出できたら最高なんですけどねぇ…( ˘ω˘)
ではでは(`・ω・´)ゞ