キャッチ画像はタオルでした。
上野(id:uenoyou111)です。こんばんは(「`>ω<)「
デスクにコンビニでもらってきたであろう使い捨ておしぼりが、大量に置いてありました。
置かれた意味は全然分からなくて、上野さんが使うっぽいから、、だそうで。使いませんけど( •̀ㅁ•́;)!
というタダの嫌がらせは置いといて、そういやおしぼりって意外と何も知らないな。と思って調べたわけです。
なんとなくこういう細やかなところ……日本人が考え出しそう。
外国で「Haha,日本人らしいな!オシボリ使うなら手洗えよー!その方が衛生的だぞ?」とか言われてそう。(イメージでしかない)
身近すぎて気付かないモノにフォーカスしたい、そんな年頃です。
おしぼりとは
はい、ウィキペディアさんの御力をお借りします。
おしぼりは、日本では客向けに飲食店などで使用される、手を拭く道具である。「(お)てふき」ともいう。通常はひらがなで表記し、漢字を交ぜた「お絞り」「御絞り」と書くことはあまりない。おしぼりを使用する一部の間では、温かいおしぼりをアツシボ、冷たいおしぼりをツメシボと略すこともある。日本発祥のおしぼりは、今や全世界に広がりつつある。
おお!やはり日本発祥なんですね。
布製もあれば使い捨ての紙製もありますね。後述しますが、紙おしぼりがコストはかからないようです。
豆知識:10/29は10本の指を拭く(29)という事でおしぼりの日だそうです。
まじすか( •̀ㅁ•́;)
布製と紙製
コストで言うと、紙おしぼりに軍配が上がります。
【布おしぼり スタンダードタイプ】
例(1ヵ月):1000本 8,000円
【紙おしぼり スタンダードタイプ】
例(1ヵ月) :1000本 2,500円
コストは布よりかかりませんが、紙おしぼりは年間29億枚も使われているとのことで、環境配慮には向かないです。
そしてサービスの質向上の観点から行くと、紙よりも布が好まれます。
最近では布おしぼりを開いて渡してくれるお店が一般的になっていますよね。手指を拭く他に「おもてなし」というサービスも同時に提供しています。
ただ、紙おしぼりはアルコール等の消毒作用も持たせている場合もあり、全くメリットがないわけではありません。
使うサービスや特徴を活かして活用されているみたいです。
レンタルおしぼり業者
多分、カゴいっぱいに入ったおしぼりを大量に回収している車を見かけたことがあるかと思います。おしぼりを専門に貸し出している業者さんがいらっしゃるんですね。
工場見学「おしぼりが出来るまで」 衛生面関連|株式会社アトラスジャパン - おしぼり レンタルタオル - おかげさまで50周年 ひとつ上のキレイを届ける。
実はレンタルで出している布おしぼり、耐久回数が決まっていて。平均は25回とそこまで強くない数字。
それもそのはず、とても厳しい衛生基準が定められています。大腸菌や黄色ブドウ球菌の数値チェック、変色も認められません。
耐久性が低いというより、衛生基準に則った使い方をする上での耐久性なので、とても安心できる数字と見てもいいですね。
※追記※役目を終えたおしぼり
記事を公開後、うにげ(id:U4Q)さんからこんなコメントが。
あぁ、確かに。末路までは調べてませんでした。という事で(`・ω・´)ゞ
役目を終わったおしぼりも捨てないで活用しています!おしぼりとしての役目を終わっても、ゴミとして捨てるのではなく、“ウエス”という形で再利用されています。
(ウエス:機械の油などをふき取る布)
役目を終えたおしぼりはウエスとして使われています。元がおしぼりなので雑巾としても使えますし、ネット販売なら一般の方でも手に入ります。
衛生面から考えて
レンタルおしぼりはしっかりとした基準で定められていて、衛生面からも安心できるとお伝えしました。
しかし医療機関や介護の現場では、できるだけディスポーザブル(使い捨て)タイプにするのが望ましいとされています。
感染防止対策は医療機器ですと命に関わります。後は業務効率化も含めて洗浄や滅菌、消毒などの手間がかかりません。
上述しましたが、どのようなサービスを提供するか?という焦点によって使うおしぼりが変わってきますね。
自店舗で洗濯してるところとか
一部の店舗では独自に洗浄をされていて、しっかりチェックをして対策を打っているのであれば問題ありませんが……基準値を大幅に超えているところもあるそうです。
こればかりは目安が無いのですが、おしぼりに香り付けを行っている店舗は独自洗浄の可能性が高いです。
しっかり消毒している店舗もあれば、ずさんなところもあるので一概に不衛生だと断定は出来ません。
でもそんなこと言われちゃったら、布おしぼり使うのに抵抗ありますよね( •̀ㅁ•́;)
外国では日本のサービス力におしぼりが挙げられるらしい
これは口コミを元に集めてみました。
日本在住の外国人20人に母国にはない魅力的な日本の文化やサービスについて聞いてみた。
「おしぼり、お冷またはお茶が無料。ドイツでは水でも全て飲み物は有料だから」(ドイツ/39歳/男性)
「レストランでおしぼり、タクシーの自動開閉ドア」(ウクライナ/42歳/女性)
「おしぼりが出ること。おしぼりでなくても、ウェットティッシュがもらえること」(ブラジル/30歳/女性)
こちらは日本在住の外国人からの口コミですね。おしぼりの手渡しが、期待値を上回るサービスとして印象に残っているようです。
あともう一件。おしぼりは外国人にとって当たり前じゃないものというのが見て取れます。
おしぼりは最高。夏には冷たいおしぼり、冬には温かいおしぼりがありがたいね。
おしぼりのおかげで緊張がほぐれて、リラックスできるよ。
おしぼりを出してもらえると、手を綺麗にできるし、衛生面でも良いね。
清潔だしリフレッシュできる感覚が嬉しい。
こういうの見るの、何気に好きなんですよね。自分が当たり前と思っていることが瓦解する瞬間です。
逆に外国へ行ってみた時にどんな気付きが得られるか、というのも面白そうですね。しばらくは縁が無さそうですが。
海外でも普及は始まっているよう
日本航空の国際線で、1959年から離陸前におしぼりを配り始めたところ。結構な好評を頂いたようです。
おかげで他の航空会社も真似をするようになり、今ではそこまで珍しいサービスでは無いレベルまで提供されているようです。
日本発祥のサービスですね(^ν^)
ただ、まだ雑誌に取り上げられて物珍しい段階であるようなので、もっと普及していくには時間がかかりそうです。
ましてやナプキンを使用する習慣がある国(アメリカや欧州)では普及が進みづらい面もあるとか。
まとめ
毎回こういうのを調べて思うけど、調べた対象物って身近なのに奥が深いものばかりだなぁと思います。
おしぼり中の雑菌とか見えないものだからこそ、どのように扱っているかでそのお店の本質も見えてきそうですしね。
そこまで気にしてなかったけど、衛生面で怖いなぁと思ったのでした。
ではでは(`・ω・´)ゞ